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□【戦争】仏大統領、リビアのカダフィ大佐と会談 覚書調印も [CNN]
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200707260012.html
仏大統領、リビアのカダフィ大佐と会談 覚書調印も
2007.07.26
Web posted at: 15:12 JST
- CNN/REUTERS
トリポリ──フランスのサルコジ大統領は25日、リビアを訪問し、当地でリビアの最高指導者カダフィ大佐と会談した。両国はこの日、原子力事業での協力に関する了解覚書(MOU)に調印した。
サルコジ大統領はカダフィ大佐に、リビアを訪問して「将来のことについて会談するのはうれしい」と述べ、リビアの国際社会復帰を支援したい意向を示した。大統領はまた、フランス企業のリビア事業や両国関係の強化を求めていく姿勢を明らかにした。
リビアは24日、400人以上の子どもをエイズウイルス(HIV)に感染させたとして死刑判決を受け、先日終身刑に減刑されたブルガリア人看護師5人とパレスチナ人医師1人を釈放し、ブルガリアに引き渡した。釈放交渉にサルコジ大統領のセシリア夫人が貢献したことが、大統領のリビア訪問に道筋をつけた。
リビアのシャルガム対外連絡・国際協力書記(外相)によると、MOUは軍と産業界の連携を盛り込んだ内容という。
リビアは2003年、大量破壊兵器を廃棄し、1988年12月に英スコットランド上空で起きた米パンナム機爆破事件の補償金を支払うことで合意。89年にニジェール上空で発生したUTAフランス機爆破についても、同様の合意を交わした。
米国がリビアに経済制裁を科していた86年─04年10月、リビアに進出したフランスの石油各社は、競合する米企業の不在で恩恵を受けた。米企業がリビアで事業を再開した現在、リビアは外国投資の獲得と石油輸出の増加を目指し、事業免許の大半を米国や日本、ロシアの企業に与えている。サルコジ大統領のリビア訪問の背景には、同国内でフランスの影響力を維持したい思惑がある。