★阿修羅♪ > 議論27 > 608.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 生徒を能力別に分けて教える事に対して皆さんはどう思われますか? 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 3 月 15 日 12:27:09)
たけ(tk)としては「第26条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」ということを実現してほしいところなのだが・・。
−−−−
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/column/fumon/CK2007102602059414.html
【コラム 風紋】中日新聞
情報公開にも問題
「諸外国の多数の研究によって、習熟度別指導が学力の低下と学力格差の拡大につながることは実証されていた」。本紙「ハッピーに生きようぜ!」の金森俊朗さんの近著「子どもの力は学び合ってこそ育つ」(角川書店)の一節に、こうあった。
果たして、四十三年ぶりに実施された全国学力テストの結果発表。文部科学省は、各校の習熟度別学習への取り組み状況と正答率の相関などのデータは公表しなかった。
「習熟度別学習は効果がないような誤解を与えてしまう」(本紙二十五日付核心)から。教育現場で既知のことでも、習熟度別学習を推し進めた立場上、都合の悪いデータは伏せるしかないか。これが「霞が関」? (編集局次長・松浦生朗)
−−−−
http://blogs.yahoo.co.jp/ato_matsukawa/51221319.html#51644333
2007/11/14(水) 午後 10:23
久しぶりに、読んでいて突っ伏してしまった新聞記事があった。
先頃、全国の小・中学校で実施された全国学力調査の結果が公表されたのだが、実はその他に文科省が『かたくなに公表を拒んだデータもある。各校の習熟度別学習への取り組み状況と正答率の相関』なのだそうだ。
習熟度別学習とは、平たく言えば成績の良い者と悪い者とを分けて教える事だ。
『ところが、両者に大きな相関が見られないとして、結果は非公開に。「そのまま数値を公表すると、習熟度別学習に効果がないような誤解を与えてしまう」。学力調査室はこう説明した』そうだ。
読んだ瞬間から「?」が僕の頭の上を幾重にも飛び交った。データの結果は「効果がない」事を示しているのに、『効果がないような誤解を与えてしまう』恐れがあるために公表しないというのは、いったい何のための調査なのか、全く分からない。
しかし、よくよく考えてみると、この調査官は「正直に」答えたのかも知れないと思えるようになった。
つまり、出てきたデータを分析したとき、習熟度別学習の『効果』はあったのだが、「平均値」をとってしまうと、相関が見られなくなった、というケースだったのではないだろうか。
その『効果』とは、習熟度別学習における「成績上位層の学力の伸び」が、習熟度別学習を行っていない学校と比較して、高かったということだ。しかし逆に、成績下位層では学力が更に低下したのであれば、その平均値は変化しない。
平たく言えば、習熟度別学習が「学力の二極化を促進する」という結果が出たのである。
しかし文科省がそれを『効果がある』として今後も推し進めようというのであれば、文科省は日本の将来における格差社会を黙認していることになる。
どう考えても、ため息しか出ない記事だった。
−−−−
http://blogs.yahoo.co.jp/fdm34871/52507261.html
学力低下をよぶ習熟度別学習
「シリーズ勉強のできる子」の記事の編集のため、習熟度別学習について調べていました。
そこでこんな記事にぶつかりました。
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/column/fumon/CK2007102602059414.html
(北陸中日新聞から)
外国の教育研究機関の報告では「習熟度別学習」は学力低下を生むということを目にしたことがあります。
学力格差を招くということが問題点とされながらも、ゆとり教育がもたらした学力低下を何とかしなければと、こぞって導入した「習熟度別クラス編成」授業であるが、その弊害がここにきて突きつけられている。
以前から、日本の小学校で教えている先生方の中からも習熟度別のクラス編成をしても全体の平均点が上がらないとの疑問の声をあげる方がいました。
学習塾として中学生をお預かりして指導する自分たちも、習熟度別のクラス編成をしている小学校を卒業してきた子供たちに総じて数学の力がないことは実感していました。
実際に習熟度別にどのような指導がなされているのかは現場の教師にしか分からないところではありますが、その問題点は想像することは容易なことです。とはいえ、事実をもとにした話ではありませんので、ここで書くことは控えます。
文部科学省が「学力低下の切り札」として推し進めてきた習熟度別学習。
その成果と問題点を4月に行なわれた「全国学力テスト」からデータをもとに検証してほしいと思います。
習熟度別学習が「学力格差」と「学力低下」に拍車をかけてしまうのなら日本の教育は崩壊してしまうのでは。
受験ブログ 高校受験
http://juken.blogmura.com/juken_highschool/
−−−−
http://blogs.yahoo.co.jp/fdm34871/52507261.html
以前、やはり学校の先生のブログで習熟度別クラスは
学力低下を招くと言うお話を読みました。
成績が上がるのは上位のクラスの中でも成績がよい子だけで
真ん中のクラスの子は下の子を見て安心するし
下の子クラスの子は勉強へのやる気をなくす
と言うようなことが書かれていたように思います。
親にしてみれば、学力に合わせて教えてくれるので
自分の子供にあわせてもらえてわかるようになると思うのですが
人間には心があるから、そう簡単にいかないのですね。