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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080121-00000097-mai-pol
<衆院選>チルドレン動揺 野田元郵政相の公認内定方針で
1月21日19時57分配信 毎日新聞
自民党の古賀誠選対委員長が次期衆院選の岐阜1区で郵政造反復党組の野田聖子元郵政相を公認内定する方針を示したことで、05年衆院選で初当選した「小泉チルドレン」たちに動揺が走っている。岐阜1区の佐藤ゆかり衆院議員は、出身地の東京5区への転出が浮上しているが、他に調整が必要な3選挙区の「チルドレン」はいずれも現在の選挙区が地元だ。復党組が公認されれば転出先のめどが立たない状況で、調整は難航しそうだ。
「ふるさとだから『国替え』は考えられない」。05年衆院選で佐賀3区から立候補し、比例九州ブロックで復活当選した広津素子衆院議員は21日、国会内で記者団に強調した。広津氏は佐賀3区内の高校の卒業生だ。
山梨3区で落選し復活当選した小野次郎衆院議員も、父が山梨3区内の出身で「地元活動をこれまで通りやっていきたい」とこだわりをみせる。山梨2区で落選し復活当選した長崎幸太郎衆院議員も山梨2区が母の出身地だ。自民党選対関係者は「佐藤氏は動かしやすいが、他は動かしようがない」と漏らす。
しかし、ライバルとなる復党組は、当選10回で文相や自治相を歴任した保利耕輔氏(佐賀3区)ら強敵ばかりで、党内では復党組が優位との見方が支配的だ。党選対は競合する2人が小選挙区と比例を交互に入れ替わる「コスタリカ方式」の選挙区を新しく作らない方針。小選挙区で公認に漏れた場合、比例上位では公認されない可能性があり、広津氏らの危機感は強い。【野口武則】
最終更新:1月21日19時57分