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民主失敗続きでも下がらぬ支持率 『まし』な方に期待?(東京新聞)
http://www.asyura2.com/08/senkyo46/msg/202.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 1 月 17 日 19:07:21: twUjz/PjYItws
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2008011702080077.html
2008年1月17日
十六日の党大会で「小沢一郎政権実現」を目指すと明記した二〇〇八年度活動方針を採択した民主党。実際、昨年七月の参院選以降、各種世論調査で民主党の支持率は高止まりしており、結党十周年を迎える今年、衆院選があれば、本当に政権を獲得してもおかしくない雰囲気だ。相変わらず失敗も多いのに、どうしてなのか。 (民主党取材班)
民主党支持率は過去、10%台で推移することが多く、国政選挙で躍進して一時的に20%台に上がっても、数カ月で元に戻るパターンが常だった。
それが昨年の参院選直後、37・6%と過去最高を記録。半年近くすぎた今月中旬の調査でも27・0%で、自民党を5ポイント差で追っている。この間、小沢一郎代表の辞任騒動など失点も目立っただけに不思議な現象といえる。
一つ考えられるのは、民主党以上に政府・自民党に失点が続いたという「まだまし」説。
参院選惨敗後続投した安倍晋三前首相は、先の臨時国会冒頭に突然退陣。「宙に浮いた」年金記録問題では町村信孝官房長官らがまずい釈明をして批判を浴びた。民主党参院幹部は「年金記録問題で政府への不信感はすごく強い。極端にいえば『あんないいかげんなことをやってるなら(政権は)ほかのだれでもいい』という話」と指摘する。
参院第一党となり、民主党の露出度が高まったことも関係ありそう。
歴史の浅い民主党は「田舎に行くと旧民社党と間違えられる」(若手)ことも珍しくなかったが、参院選後、法案成立のかぎを握る存在に。「前は『どうせ(与党の)数で決まっちゃう』と思われていたが、ねじれ国会で面白くなった」(赤松広隆選対委員長)ことが、民主党の支持率を押し上げたのは確かだ。
一方、民主党が変わったというより、格差拡大などで国民の側に切迫感が高まってきた面も。
非自民連立の細川内閣発足(一九九三年八月)当時と比べると、今の方が深刻なデータが目立つ。労働者の三人に一人が非正社員で、国民年金の保険料も三人に一人が払っていない。国と地方の借金も膨らんだ。
こうした将来不安が、民主党に一度政権を任せようというムードを生んでいる可能性はありそう。「政権交代への期待は、われわれより有権者の方が強いかもしれない」(中堅)との指摘も。
ただ、民主党はここ数年、政権交代の好機を逃し続けてきた。党大会で小沢氏は、次期衆院選に「政治生命を懸ける」と大見えを切ったが、果たして今回は―。