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(回答先: 主張の骨格が心底見えてこない−副島隆彦『守りぬけ 個人資産』 投稿者 仁王像 日時 2007 年 12 月 24 日 16:26:54)
(前掲書から引用)
・公的年金にだけ頼って、それをあてにして自分の老後の設計をするのは間違っている。自己資金の一部を、海外に移して保有することが、…大切である。…30代、40代の比較的若い世代が、将来のリタイヤの時期に備えて、貯蓄性の高い、安全な海外での資産形成方法である。現にアメリカやヨーロッパ、香港、シンガポールなどの若い世代は、国家の保険制度などもともと当てにしていない人が多い。これらの国民は、優良な海外の民間金融機関の募集する「個人年金制度」を活用しているのである。P160
(引用終わり)
〔臭うぞう〜コメ〕
個人年金については、すでに浅井隆氏らが喧伝している(筆者は手遅れだが)。教授が跡をなぞる必然性はなかろう。NHKでやっていたが掛け金を十分払う能力のある人間が、国民年金に加入せず、個人で財テクをやっている。既存の制度を放棄し、多くの人々が個人年金に走れば、国の年金制度の崩壊に拍車がかかる。国の年金制度はなんとか持ちこたえ、再建されていくのがベターなのだ。
国家戦略家を自認するなら、国を基本的に建て直し十分な雇用を確保し、経済発展を遂げていく過程で年金制度の再構築を図っていくという戦略を研究すべきである(教授にはムリだろうが)。個人年金を否定するものではないが、それは巷の財テク専門家にまかせておけばよい。国家戦略家が、国家から逃散(とうさん)するような後ろ向きな提唱をすべきものではなかろう。ここにも無政府主義の気分が顔をのぞかせる。
端的に言って、「国家戦略家」を僭称する資質を根本的に欠いていることを自ら十分に証明してしまった。
教授は頭の上から覘(のぞ)かれるばかりか、今や多くの読者から尻の穴まで検分されているのだ。
・Re: 年金発言も、イカサマである!
http://www.asyura2.com/07/dispute26/msg/461.html
投稿者 仁王像 日時 2007 年 9 月 30 日 09:29:10: jdZgmZ21Prm8E