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バブルが崩壊する16年前は日本は「平和で豊かな国」だと思っていたが、自衛官の自殺の多さ、DV・児童虐待の増加、殺人・暴行・恐喝の蔓延、国技とされる相撲部屋での弟子の親への虐殺隠蔽工作など、とても「平和で豊かな国」とは思えないやくざな国になってしまったように思う。
今の日本人が本当に戦時中の人々に比べてもまともになったのか、戦時中や終戦直後の混乱期より良い国になったのか議論する必要がありそうだ。私は80年代に日本と日本人を買いかぶり過ぎていたのかも知れない。最近、私は日本は案外出鱈目でやくざでいい加減な国に思えてきた。
満州事変や日中戦争の時のなし崩し感というのは今でもあるように思われる。当時とは別の方向かも知れないが、また暴走し始めているようだ。年金問題による官僚・官公労叩きによって、戦前的な官僚による間接支配からアメリカ的な財閥による直接支配になし崩しに向かっているのではないか。郵政民営化を皮切りに維新・敗戦に続く第三の体制破壊開始か。それならば案外安部辞任は左派が安心できるものではなく、安部ですら支配層は満足していないと言う事、財閥直接支配完成にもっとピッチを上げよという強力な意志が働いているのかも知れない。
日本の首相はビザンツ皇帝だ。いつクーデターで殺害されたり、地下牢に幽閉されるか分からない。この点は戦前・戦中からそうだ。安部の辞任劇で権力者の代理人もつらいと思った。