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小選挙区制が二大政党制を必然化したのであり、この制度の下では与党敗北の為に当選の可能性が最も高い候補に戦術的に投票すべきだと再三に渡って主張してきたのだが、この主張をもって「二大政党制支持だと見なす。」という論が横行している。
私は二大政党制(化)には反対だ。
にも関わらずこの小選挙区制度の下ではあたかも二大政党化を容認するかのごとき投票行動をとらざるを得ないと述べてきたのだ。
本当は小選挙区制を改め中選挙区制に戻す事が一番いいと思っている。
このようなやむを得ず行っている戦術を「二大政党制に賛成するバカども」というような主張を共産党とその支持者達はしているのだ。
こちらの意図を理解しないのは共産党とその支持者の方だ。
民主党が勝った事で政治が流動化している。
テロ対策特別措置法の延長に小沢は反対している。
これが成果だ。
それともこんなもの成果でないとでも言うのか?
自公政権が強行採決ができなくなったし、改憲のスケジュールも少なくとも遅れるだろう。
共産党の志位委員長も民主党小沢代表のテロ特措法延長反対や年金流用禁止法案を支持しているではないか?
共産党は民主党にもっと政策提言を行っていけばいいだけだ。
前原は小沢のテロ特措法延長反対に反対している。
ヤツを民主党から叩き出すチャンスだ。
このような動きは民主党が勝ったから起こってきたのだ。
自公政権を倒す為に民主党を利用するという発想を持つべきなのだ。
選挙協力も行い民主党を中心とした連立政権に共産党が参加する事を追求すべきだ。
世論は自民党と民主党の連立を求めている人が27%ほどいるという結果になった。
しかし、せっかく自民抜きで政権に付ける可能性が出てきた民主党特に小沢がこんな損な事をするハズもなかろう。
自民党内の反安倍派が自民党を脱党し民主党に合流するかも知れない。
それでも今の安倍自公政権よりはマシだろう。
何よりも参議院で第一党になった民主党は国政調査権を活用し自民党と公明党の不正をこれから暴いていくだろう。
自民党と公明党の消滅を目指しているのだ。
二大政党化とは違った状況が生まれているのだ。
これらの事を考慮せず「民主党は自民党と同じ」という公式を振り回し共産党が勝たなければ何も変わらないなどと主張するのは完全な間違いだ。
物事を詳細に渡って具体的に見るという訓練をして言って欲しい。
マルクスが言いたかった最大のポイントなのだ。
全てのものが変化し続けているしお互いに影響を与え合っているという真理も把握して欲しい。
民主党が勝った事の計り知れない影響をこれから我々は体験する事になるのだ。
又、このチャンスを最大限に生かさなければならない。
志位委員長も「自公の敗北」を評価しているではないか。
民主党に戦術的に投票したから自公が敗北した事は自明だ。
本来の共産党支持者(私もそうだが)が全員共産党支持を訴えていたら自公の敗北はあったか?
民主党が及ばす自公候補に負ける選挙区が増えていただろう。
そうなってもよかったのか?
民主党が勝ちそうだという予想などアテにならない。
自民党はマスコミを通じてワザとそのような報道をさせるからだ。
因みに私自身は兵庫で2人区なので自民党と民主党が1議席ずつ分け合うという可能性が高いので3位に付けていると思われた共産党候補に投票した。
比例は天木直人にした。
これでも私は二大政党制に賛成していると思うか?
人に勝手なレッテルを貼るのはいい加減にして欲しい。
多くの票を集める党の批判をしてはいけないのだったら自民党も民主党も批判できないぞ。
私の戦術的投票の立場は残念ながらまだまだ少数派だろう。
こういう立場も理解できてこそ少数意見の尊重だと思うがいかがだろうか?
以下の投稿に対するレスのつもりです。
複数野党制(複数政党制)か単独野党制(二大政党制)か
http://www.asyura2.com/07/senkyo40/msg/476.html
投稿者 独裁制をぶっこわそう!!! 日時 2007 年 8 月 12 日 14:25:47: 0KQ25x7GFtBR2