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(回答先: 戦略論しかなくなった阿修羅は魅力が半減。真の支配者による支配も格差も永遠に続いてしまいそうだ(マスコミ板リンク) 投稿者 heart 日時 2007 年 7 月 26 日 22:33:26)
むしろ、共産党の戦略なき「候補者乱立玉砕戦法」こそ
自公政権の延命を助け、
格差社会を助長させ、
かつ税金や年金が無駄遣いされる構造を温存させている。
「二大政党化阻止」の名のもとに、自公政権を継続を容認する思考は、
まったく理解し難いです。
いまの情勢では、選挙区で共産党に投票(反安倍「自公」政権票の死票化)=自公勝利に貢献
だからです。
この点、私は、共産党員でも共産党支持者でもないのですが、
原仙作氏の主張のほうが理解できます。
以下、抜粋。
(共産党は)21世紀に入って国政選挙では連敗続きであるから、
自党の議席増しか眼中になく、政治の現状が見えなくなっている。
いつでもどこでも、政治情勢に関係なく、
共産党の議席増大が国政選挙の「最大の焦点」なのである。
これほど政治情勢に盲目となっている証拠はないであろう。
沖縄を除き28の一人区全てで当選不能の候補者を立てることは
一人区での野党乱立を招き、事実上、暴走する安倍政権の過半数割れを防ぎ、
自党の議席増をめざす選挙戦術に堕することを意味している。
共産党員や支持者はここのところをよく見てほしい。
ところかまわず野党を批判する共産党の変わることなき「独善性」が嫌われ、
その選挙戦術のために政権交代阻止政党とみなされているから比例区票が入らないのである。
ネット新党がいくつか出てきたのも選挙共闘を拒否する共産党の選挙戦術と無関係ではない。
共産党の比例区へ投票されてもいいはずの票が100万票単位で
ネット新党へ流れるであろう。こうして選挙区での得票増はもちろんのこと、
比例区の得票増も頭打ちになっているから各種選挙予想も共産党の伸び悩みとなるのである。
一挙に体制転換を実現できる政治情勢ではないのであるから、
今は、目先の一つ一つの悪政を是正することが体制転換の政治課題に優先するのである。
まずは、安倍政権の参議院選における過半数割れであり、次が安倍政権の打倒である。
そして、それらを実現するためには他の野党と手を結ぶ必要があるのであって、
「確かな野党」はまったくの誤りである。
国民の怒りが噴出しているときに自民党政権を過半数割れに追い込めなくては共産党の掲げる政策は何一つ実現できないであろう。
http://www.asyura2.com/07/senkyo39/msg/374.html
ちなみに、
あの筋金入りの護憲派・天木直人氏は、原仙作氏と異なり、
共産党の「たしかな野党」路線を評価していますが、
共産党の独善性・排他性・共産主義イデオロギー性には、
ついていけないと語っております。以下、抜粋。
「たしかな野党」を標榜する日本共産党はまだ筋が通っている。
私の考え方に近い政策綱領を持っている。
しかし一つでも異なる意見を言ったとたん排斥されてしまった。
この独断性、排他性、共産主義イデオロギー性には、
さすがの私でさえもついていけない。
ましてや政治から遠い一般市民の心を広く捉える事はできない。
http://www.amakiblog.com/archives/2007/07/04/
天木氏と共産党の間にどんな確執があたったのかは存じませんが、
同じ左派の原氏や天木氏さえからも、「匙を投げた」「ついていけない」
といわれる共産党の体質は、いったいどうなっているのでしょうか。
かつて、共産党と共闘していたあの川田親子もいまは共産党と対立し、
選挙戦を戦っています。
たとえ、民主党がダメでも、だからといって、共産党というわけにはいかないのです。
>党内民主主義はゼロ
民主集中制批判に象徴されているように、「党内民主主義がゼロ」なのは、
共産党ではないでしょうか。
と、いいますか、インターネット時代に民主集中制という組織原則は時代遅れでは。
原氏のように共産党指導部の方針に反逆する党員もいて、
ネット上で公然と共産党執行部を批判する活動をされているわけですから。
インターネットの発達により、
民主集中制が有名無実化していくのはよいことだと思いますが、
思い切って廃止したほうが共産党を見る国民の目も変わるのでは。