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@ 副島隆彦「簡易で、根拠の無い陰謀論の類(たぐい)の蔓延に対して、私たちは強く反対して行かなければならないと思います。頭の悪い人たちが、たいした知識も思考も無いの振り回す低級な陰謀論は私たちの真実の言論にとって、有害ななだけです。アメリカのグローバリストどもの手先をやっている奇怪な人間たちと同様に、私たちが一掃して、撃滅して行かなければならない人びとです。
私は、陰謀論者(コンスピラシー・セオリスト)ではありませんので、イルミナティがどうのというような議論は相手にしません。根拠の薄弱な、おかしな議論に付き合っている暇はありません。
皆さん方でご勝手にどうぞ。…これ以上のあれこれの、馬鹿げた陰謀論を言っている人たちは、すべて、アホです。
余計な馬鹿な陰謀論をご自分で払拭してください。それ以上は私はつきあいません。勝手にやっていなさい。」(05/03/10)
http://snsi-j.jp/boards/past.cgi?room=sample1&mode=find&word=3995&cond=AND&view=10
A 副島「今では日本の知識人層にまで名前だけは、知られるようになった、恐ろしい秘密結社で、フリーメーソンの上部団体であり、その存在は、謎に包まれていて、最近はやりの小説の『ダ・ヴィンチ・コード』の裏側にいるとされる、このイルミナィの創業者は、このアダム・ヴァイスハウプトというドイツの18世紀後半の宗教法の哲学者です。この事実の事実性をまず確認してください。
どんな組織、団体でも、その創設者、結成者の、最高幹部が、その団体を体現します。ですから、ヴァイスハウプトの言行録や、書物を読めば、イルミナティという謎に満ちた秘密結社 secret society , the society シークレット・ソサエティ の性質や、根本の考え方は分かります。それが、イルミナティの真髄が、上記のたった3行の英文の中にはっきりと書かれているのです。これには、私も驚いた。」
「イルミナティという今でもあって、世界を裏側から(上から)支配している秘密結社だとされている団体の、その表が、ダボス会議(世界経済フォーラム)であろうが、ビルダーバーグ会議であろうが、CFRであろうが、デイヴィッド・ロックフェラーの三極会議(トライラテラル・コミッション)であろうが構わない。」
「ロックフェラー系こそは、世界の支配の頂点なのであって、今はヨーロッパ勢ではない。この一点で、いわゆる陰謀理論家の中にまで、彼らの計画により、情報操作集団が入り込んできている。これに、私たちは、相当に慎重な注意を要する。
組織、団体の、ファウンダー(創設者)の思想を、少しでいいから、きちんと読むことだ。読んで、理解することだ。 ヴァイスハウプトは、はっきりと、ここで、「自分たちの団体の祭壇には、リーズン(金銭と強欲の信念)を神としてかかげる」と書いている。「その時に、人類が2千年来抱えてきた、一番むずかしい問題が、解決されるのだ」と書いている。これでイルミナティという団体、組織の結集の秘密が、公然と書いてある。これは、その団体の最大の結集軸である。」
「この一点を理解しなければ、あとは、「おどろおどろしい、闇の世界の、秘密の儀式の、暗黒の世界の、悪魔主義(ダイアボリズム)の、恐ろしい陰謀集団」ということになる。・・・・・・真実は、そんなものではないのだ。神秘主義(ミスティシズム)もへったくれもあるものか。副島隆彦は、すべてを暴いてみせる。全てを暴く。闇の世界の支配者たちなど居はしない。彼らは、公然と、堂々と、世界を支配しているではないか。」(’07/06/11)
http://snsi-j.jp/boyakif/wd200706.html#1101
〔仁王像コメント〕
@とAとの間には、2年の歳月がある。@はイルミナティなどの陰謀論を否定している。Aはイルミナティに言及し、「私も驚いた」としている。しかし、Aの議論は混濁していて主旨がよく飲み込めない。闇の世界支配者はいないとしながら、「イルミナティという謎に満ちた秘密結社」の存在を認めている。@を引き摺りながらイルミナティに言及せざるを得なくなった苦衷から議論が混乱しているのではなかろうか。
副島「アメリカでは、各専門領域の最高級の知識人ほど、物事を簡単に語り、真実を抉り出し、国民大衆にわかりやすく説明しようとする。そして、その簡潔に物事の本質を突き刺す言葉の力そのものによって、国民大衆から知識の専門家としての尊敬と信頼を勝ち取っているのである。日本の知識人や学者たちには、とても真似のできることではない。」(『ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ』講談社α文庫‘04年)
教授もまた、「とても真似のできることではない」部類に属すると言うのか? 筆者は、イルミナティや闇の世界支配者の存在を公然と認めるべきだなどと言うつもりはない(筆者もよく分からない)。論理を分かり易くスッキリ整理されることを望んでいる。