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(回答先: ネットで広まる「“質問主意書”新党」「反逆新党」待望論(低気温のエクスタシーbyはなゆー) 投稿者 あややの夏 日時 2007 年 4 月 23 日 21:37:06)
http://ch07081.kitaguni.tv/e365304.html
俺は、天木直人氏をけっこう尊敬してるし、ブログも毎日見てる。
この方は、非常に頭が良いし、外務省の官僚だった事もあって、世界の情勢に詳しいし、何よりも真面目で、まっすぐで、芯が通っている。
そして、日本の将来を本気で考えているし、批判精神もすごい。反骨精神というのは、俺がすごく大好きな類のものである。自分の父親ぐらい歳は離れているけれど、考え方は似たものを感じる。文章はシンプルで分かりやすい。
http://www.amakiblog.com/
ここが、そのブログである。
俺がまずこの人を知ったのは、「さらば外務省」という本を昔、読んだからである。俺もイラク戦争には、大反対であった。自分が生きている時代に、これほどまでに理不尽で、不正義な、何の正当性も無い、最低最悪の大虐殺の侵略戦争が行われ、マスゴミがそれに対して及び腰で批判もあまりできないような、腐りきった世の中に、俺は辟易して、怒りをどこにぶつければ良いのか分からないでいた時に、この人の本を読んだ。
何と一本気な人なんだろうと思った。レバノン大使だった天木氏は、政府に抗議して、外務省を辞めてしまうのであった。そして日本政府というものが、本当にロクでもないアメリカの使用人でしか無いという印象を持った。
最近は特にそう思う。
天木氏は、「質問主意書」新党というものを提唱している。
【引用開始】
良質で鋭い質問主意書をどんどんと政府にぶつけ、政府の政策を追及するほうがはるかに効果的である。
そのためには国会議員に頼まなければならない。しかし大部分の国会議員は政党に属しているために、必ずしも国民の知りたい事、聞きたいことをそのまま質問してくれるとは限らない。しかも質問の手柄は所属政党のものになる。これでは本物の質問にはなりえない。
だから新しい政党をつくるのだ。もっぱら国民に代って質問主意書を政府に提出し、その答えを国民に届ける役目を果たす国会議員を一人国会に送り込むのだ。たとえば私が何らかの形で国会議員になったとしよう。直ちに「質問主意書」新党を立ち上げて国民に呼びかける。国の政策について知りたいことはないかと。あるいは国民の中から有識者を集め良質の質問を作っていく。そしてそれらをどんどんと政府にぶつけていってその答えを国民に情報公開する。国民との連絡はすべてインターネットで行えばよい。自らのHPで公開してもよい。既存の政党に属さないので自由に何でもできる。国民の支持が広がれば複数の政治家を当選させることができるようになるだろう。政権政党など目指す必要はない。国民の声を代弁し、どの政党が政権をとろうとも、政府を監視し続ける「質問主意書」政党に徹すればいいのだ。国民の支持が広がり複数の優秀な政治家を擁するようになると、キャステイングボートさえ握れるようになるかも知れないのだ。これこそが私が考えるまったく新しい政党なのである。
【引用終わり】
自分もこの提案には賛成である。
少なくとも、全国の数パーセントの、心ある独立した一個人になりたいと思う。少なくとも、政治をもっとマトモにする事は、できるんじゃないかなと思う。