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(回答先: 議会に足場(与党)のない候補者は当選・執政しがたい 投稿者 Kotetu 日時 2007 年 4 月 08 日 21:48:21)
私はそれでもいいと思ってました。
石原がやるよりもマシだろうと。
だから最初浅野は一切の推薦を断ったのでしょう。
浅野陣営の失敗は石原を支持する自民党や公明党の内部に分断を作り出せなかったという事でしょう。
「こんな石原よりも浅野の方がマシか?」と彼等にも思わせる必要があったのです。
こういう感覚は共産党支持者や浅野支持者にも少ないでしょう。
浅野陣営は浅野を左に引っ張り過ぎて奪うべき票を奪えなかったのです。
浅野は最後の最後に民主党丸抱えの候補のようなイメージ戦略上の失敗を犯しました。
機動力に乏しい民主党に最後になって泣きついてもマイナスの方が大きかったでしょう。
だいたい、民主党の中にどれだけ浅野支持は浸透したのでしょう。
石原の方がいいと思っていた人も多くいたのでは。
元々石原を支えてきた人々なのですから。
我々は何重にも失敗したのです。
こじんまりと浅野派と吉田派が分断され、無党派は「無難だと主観的に思う」石原に投票したのです。
石原支持者の分断の為に浅野氏を利用するという弁証法的多重戦略を理解できる人はあまりいないのかも知れません。
正しい事を主張して同心円的に拡大していけばいいというような単純な発想の人々には特に無理でしょう。
存在は弁証法的に動いているという認識がなければ無理なのかも知れません。