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何気に
【二大政党制に反対しないで改憲反対もまたありえない】
と云う文章に出会った。
http://www.asyura2.com/07/senkyo32/msg/115.html
であるが、発言者は投稿者とは別の人のようである。投稿者のPPFVさんは「賛同者」であり、同じブログの参加者と云う印象である。
Kは前から「前回の選挙制度改革には反対」で、それを繰り返し主張し続けている。
二大政党制を支持し、事実上「社会党を消滅させた」A級戦犯の赤松氏を批判もしている。
前回の選挙制度改革の時には「この改革に反対する者は非国民」的なムードがあり、反対していた社会党の上田哲氏なども「選別」され、事実上、政治生命を奪われた。
郵政選挙で「小泉氏が行った」のと同じ事が、前回の選挙制度改革で社会党の赤松書記長が行ったのである。結果として社会党は二大政党に組み込まれ事実上消滅した。
だから、Kは「小選挙区制度」と「二大政党制」には凄まじい不信感を持っている。
しかし【二大政党制に反対しないで改憲反対もまたありえない】
はあ?である。全く意味不明である。
二大政党制を打破するためにも「憲法改正」を許してはいけない。なら分かる。
二大政党制なら「どちらかの政党が護憲の立場という対立軸であるべきだ」でも分かる。
でも、【二大政党制に反対】が【改憲反対】の下位に来る事はあり得ないだろう。
国会で全てが決まる議決案件であるなら「二大政党制」の下位に来る事はあり得る。
だから、国民投票法案までならば「多少の意味はある意見」かもしれない。
しかし、憲法改正は国民審判(投票)の項目である。
二大政党制とは別次元の問題であり、関連性が皆無とは言えないが「独立項目」だろう。
そもそも、現憲法に照らして、少数派の権利が不当に無視される「二大政党制」には問題があるのであるから、「改憲問題」は「二大政党制」の明らかに上位優先項目である。
それが「都知事選」で共産党の応援をしない輩は「改憲問題」を問題視する資格がない。
という発言をするのは「いったい何様のつもりだ?」という感情を持たれるだろう。
はっきり言って「このような思考停止的な自分の価値観だけからの発言」が、反自民の結束を乱し、勝利を遠くに追いやるのだろうと思う。
共産党支持だけで勝てないのに「自分の価値観を押し付ける事によって、潜在的な仲間を失っていく」から、何時まで立っても「共産党は弱小」であり「自ら、弱小に甘んじている」のだろう。
仲間を殺しながら崩壊した「連合赤軍」から本質的に進歩がないのだろう。
正しい理念を掲げているだけで、作戦もなしに勝てると思ったら大間違いであろう。