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私は革命を望みます。
労働が尊ばれ、労働者・農民・市民が主人公になる国を創りたいと思います。
革命には、議会を通じて政権を獲得する方法も、議会の外に政権を確立する方法もあります。
どの道を選ぶにしろ、革命が近い将来に実現すると考える政治勢力は今はありません。
同時に、遠い将来に希望を託して、現在の生活を犠牲にする革命戦士も、今は極めて少ないと思います。
結局、遠い将来の夢として革命を語る人達も、日常の生活は革命とは程遠いのが現実ではないでしょうか。
私は、革命に至る第3の道を追求します。それは、改良主義、空想的といって歴史的に葬られたユートピアの建設です。
あらゆる地域に市民自治を進めます。あらゆる職場と学園に自主管理を進めます。あらゆる分野に協同を進めます。その総体を、新日本共和国とします。
国の支配を排除する解放区でなくて良いのです。国の制度も活用し、国の施策の及ばない分野を補う、体制補完の勢力で良いのです。
体制の側が、補完する勢力に依存し、補完なしでは体制を維持できなくなったときに、政権は新日本共和国に変わります。
運営の費用は、当然市民の分担です。一括徴収して、配分を後で決めるのではなく、地域ごと職場ごと分野ごと、事業ごとに支持賛同する市民、利用する市民が能力に応じて負担します。
従来の革命論との決定的な違いは、今必要なことを、政府、権力側に依存することなく、自力でやり遂げることです。
革命を遠い将来の夢ではなく、今足元から、自分の身の回りから始めることです。
結果として、革命は数十年、百数十年先にしか実現しなかったとしても、それまでに積み上げ切り拓いた自治、自主管理、協同の輪は、今を生きる私たちにとっての確かな革命であるはずです。