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(回答先: 【表題訂正と政治板よりご紹介】人々はブルジョア予備軍とは云えないでしょうか? 投稿者 haru 日時 2006 年 12 月 24 日 19:18:16)
終戦直後や北朝鮮と違って、今の日本ではたまたま餓死者が出ても、食糧自体が不足している訳ではありません。地方切捨てからいじめ自殺、家庭内暴力、過労死、交通事故、全てが物資的ハードではなく、人間関係やシステム、経済政策と言ったソフト面によって引き起こされています。つまり、物質的には財源、つまり金さえあれば、ほとんど何でも出来るのです。設備、施設、インフラ自体が不足している北朝鮮とは違います。ワーキングシェアは難しいが、これをきちんとやり遂げれば、今の日本は物質レベルではすでに世界最高にありますから、これを使用する人間の手腕さえあれば、完全に高い生活水準が保障されるでしょう。お金がきちんと日本全国に循環すればです。
しかし、この体制はエネルギーを食います。日本などの先進国だけでも十分食うのに、日本の十倍の人口の中国でもすでに携帯の所有率はかなり上がってます。自転車から自動車は移行は目の当たりにしました。インドもロシアもブラジルも生活水準は上がってます。ベトナム、インドネシア、トルコ、南アフリカ、アルゼンチンも後を追っています。
ワークシェアリングは難しい問題ですが、脱高エネルギー社会構築はもっと難しい。しかし、スーダン、アフガニスタン、イラク、チェチェンで行なわれている戦争が、石油をこれ以上食う生活をすれば今後更に世界規模で拡大するかも知れない。環境破壊も深刻です。この生活を見直す事は必要でしょう。