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政治ブログランキング1位 博士の独り言
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「石井一議員」も呆れる池田センセイ 「代読者いじめ」スピーチ
先月の創価学会本部幹部会では、冒頭、民主党の石井一参議院がヤリ玉に挙げられたという。その後、池田大作名誉会長(80)が登壇。但し、池田センセイのスピーチは、大半が代読。ご本人は、傍らで代読者を“いじめ”ていたそうな。週刊新潮 11月20日号(11月13日発売)(P47−48)より参照のため抜粋引用/写真は同誌面より参照のため引用
表題に引用する誌面では、創価学会の「第28回本部幹部会」(10月28日)の様子を伝えている。同教団は、依然として情報漏れを警戒し、事あるごとにピリピリしているはずだが。以前は、会内で相応に通用していた箝口(かんこう)令や、写真や録音の禁止令、チェックも、以前に比べれば「効果」を失って来たようだ。表題のような内部情報が、一部のメディアや関係者へ盛んに流れはじめた事由は、創価学会内部における「造反者」の増大によるものではないか、と筆者は観察している。いわゆる、こうした新興宗教団体では、活動の特異性やその激しさから“敵”もまた多いとされ、いわば、内部情報の流出は、教団内に潜入した信者に偽装したスパイや隠し機材(例,隠しマイクやカメラ)によるもの、と警戒するのが「定番」とも謂える口実であった。
しかし、あるいは、多くの読者がご存知のように、スパイや偽装潜入行為の「ご本家」は創価学会であり、かの日本共産党の元委員長に対する「盗聴事件」でも露呈した通り、その手法をどこから仕入れて来たのか、謀略、諜報活動にかけては突出した“実力”を伝統として来たわけだ。その方面の防御においても、鉄壁とみられていた「創価学会」から、本部幹部会の実況情報が流れはじめた、とは、およそ、かつての同教団が隆盛であった時代からは想像だにも出来ないことかもしれない。これらの現象は、教団組織の造反者が増え、それに比例するかのように組織の弱体、脆弱化が進んでいる証左と指摘できよう。
これは、あくまで、学生時代から同教団の動向を観察して来た筆者の予測に過ぎないが、この先において、その内部造反の“静かな”動きが、ある臨界点を超えれば、同教団の脱会者は激増し、組織は四分五裂する可能性がある。その臨界点へと加速させる事項の1つは、自民党による連立、選挙協力の打ち切りである。たとえば、自民党の立場からすれば、その最終、最後のチャンスが総選挙までの数カ月間であると謂えよう。さもなくば、自民党は崩壊するであろう。この後者の可能性は高いが、同党内には、リベラル派やノンポリ議員が多数存在していると謂えども、闇政治、闇法案に毅然と反対する国思う議員諸氏も何割かを占めている。「ガラガラポン」は1つの方途に違いないが、もしも、自民党という国民政党を衆議院選後も残すつもりが有るのであれば、先ず、同党の起死回生の一策は、公明党分離の他に、もはや途は無い。
筆者が危惧する点は、支持率にしてわずか3パーセント台の公明党が、その本丸の創価学会の意のままに、時の政権に寄生しては、特定国偏重とも謂える「おかしな」外交政策や闇法案への誘導を事盛んに図っているその実態にある。かくなる政党(宗教団体)に、対外的には「政府与党」を名乗るスタンスをこのまま許すべきではない。
表題の誌面に記される「本部幹部会」の様子だが、池田大作が出席していながらも、スピーチ原稿を何人かの幹部に代読させた、との状況を紹介している。1人の幹部に代読させては、池田がおかしな横やりを入れ、また別の幹部に代読させては、また、支離滅裂な茶々を入れた、と。その様子が記されている。最後は、秋谷栄之助氏(同教団の前会長)に原稿を読ませて、これにも、「ブツブツ小言を言い出し、降板。結局、この日は池田氏のスピーチを、30分ほど費やして3名の幹部が代読した」(誌面)と。また云く、「大事なのは師匠を守ること。学会を守ることです」などと、ほんの5分ほど話し、唐突にスピーチを打ち切ったのだった」(同)と記されている。
かつては、月刊誌「諸君!」などで、創価学会の病巣を社会問題として書き続けた内藤國夫氏が、池田「代作」と揶揄(やゆ)していた現実がここにある。
内藤氏は、多くの読者がご存知の通り、著書「公明党の素顔」で、藤原弘達氏(「創価学会を斬る」の著者)らとともに、創価学会(公明党)から言論出版妨害を受けたジャーナリストの1人であり、上述の連載の中でも、池田大作の著書のほとんどが、実は、側近などの執筆による「代作」であることを指摘している。以って、篠原善太郎氏、多田省吾氏、原島嵩氏らの芳名が代作者として広く知られるようになった。後年、人づてのご縁があって、筆者も原島嵩氏にも真相を尋ねたことがあったが、内藤氏の調査の通りであることを確認した次第である。
また、この「代作」に関連し、実に興味深く、記憶に残っている話があった。別の元側近によれば、数多の「代作」の理由は、池田大作自身があまり読み書きが得意ではないため、とのことであった。ゆえに、「池田先生」に恥をかかせてはならない、「お守り」しなければ、との熱意から、側近が原稿を書いていた、とのことであった。シュールな話ではないか。いわゆる、独裁者自身がカリスマ的な存在でしかなく、「足りない」知的部分を側近が補っていた、との過去に観られがちな 1つの「パターン」からすれば、池田「代作」もその1人、と冷静に認識すれば、事の次第が判りやすくなるのかもしれない。