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(回答先: Re: テレビ番組からの仄めかしにあっている人へ 投稿者 K24 日時 2008 年 3 月 29 日 08:21:57)
TVのブラウン管は1897のフェルディナント・ブラウン博士による発明から次第にミサイル誘導のカメラと受像機として発展していった。無人のミサイルの先端にブラウン管を取り付けて、遠隔のモニターに映し出しミサイルの的中精度を上げるためのものだった。
よってブラウン管の開発は軍事目的であり1937年の英国のテレビ放送は軍需の民間需要へのお下がりということになっている。ナチスドイツではさらにこのブラウン管の付いたテレビを国内の各世帯に普及することに力をいれる。ブラウン管がカメラのレンズの役割をすることに着目し、テレビを備え付ける各世帯の様子や世帯者の素行を調査し危険分子を見つけ出すことが目的だった。
このシステムはナチスドイツ限らず各国家が各世帯の素行調査に秘密裏に行なわれるようになった。各世帯のTVブラウン管に番組映像を配信する一方で、テレビを視聴する視聴者やその室内の様子がブラウン管を通じてそのまま放送局側のモニターにも映し出される。国家の治安機関にこれらの映像情報が集められることは言うまでもない。
1953年、日本での放送が本格的に開始される時には先進国で行なわれていた各世帯の盗撮が日本でも踏襲されていった。これらは現在も行なわれており盗撮された情報は警察の決められた部局に集められて管理されている。また放送局側は勿論非公式なモニターとしてブラウン管に映し出された各世帯の盗撮情報を利用している。非公式なモニター(強制的に視聴者が盗撮される状態)を対象にした番組作りが「ほのめかし」というように視聴者側からすれば一種異様な犯罪被害として認識されるものと思われる。
高価なプラズマ液晶画面にすれば緩和されるという報告もあるようだが、液晶画面の背景に蛍光灯を使っている安価なものは全くブラウン管による盗撮被害の情況は変わらないようである。
近年、デジタル放送化と液晶画面の急速な普及によりブラウン管の生産は激減する中、テンペスト技術が、このブラウン管の盗撮に取って代わりつつある。