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(回答先: 「高島易断」被害で弁護団結成=返金請求へ、提訴・告訴も視野(時事通信) 投稿者 gataro 日時 2008 年 6 月 03 日 17:19:34)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-06-02/2008060215_01_0.html
2008年6月2日(月)「しんぶん赤旗」
「高島易断」
高額祈とう料被害増
「家族が不幸に」と300万円
きょう弁護団結成
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「高島易断」を名乗る団体に高額の祈とう料を取られるなどの被害が全国で広がっています。
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(写真)高島易断を名乗る団体の新聞の折り込みチラシ
全国霊感商法対策弁護士連絡会が、五月二十三日に実施した電話相談には、八十一件の相談が寄せられ、被害額は計約一億円にのぼりました。
八十一件のうち、約半数が弁護士への依頼を希望したため、同連絡会は、二日に弁護団を結成する予定です。
電話相談は、四台の臨時電話を設置して行われ、常時電話がかかっている状態でした。
同連絡会のまとめによると被害者は二十歳代―八十歳代。北海道から宮崎県まで全国に及んでいます。
三月に経済産業省が三カ月間の業務停止命令を出した高島易断総本部と称する宗教法人幸運乃光など、約二十の団体にかかわって相談がありました。
三十代の女性は、恋愛に悩み、新聞の折り込みチラシにあった高島易断天神館の鑑定会に参加しました。「悩みの原因は過去に悪いことをした先祖の因縁。取り除くためには祈とうが必要。そうしないと家族全員が不幸になる」といわれ、一日千円の祈とう料の二年分、七十三万円を支払わされました。
他にも「『水子の霊が苦しんでいて、その霊をおはらいすれば病気が治る』などといわれ、百九万円の祈とう料を支払った」などの相談が寄せられました。
相談をとりまとめた同連絡会の山口広事務局長は「被害がいかに広がっているかはっきりした。チラシに書いてある鑑定料以上のお金を請求されたら『おかしい』と思ってほしい」と話します。
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高島易断「霊感商法」の被害例
(全国霊感商法対策弁護士連絡会の資料から)
●幸運乃光(通称 高島易断崇鬼占相談本部、高島易断総本部)
息子との関係に悩み、鑑定会に参加すると、亡くなった夫の因縁を取り除かないと解決しないといわれ、祈願料など400万円を請求された
●高島易断神明館総本部
家族の不幸がつづき、鑑定会に参加すると、祈願しないと、家族にさらなる不幸が起こるといわれ、300万円を支払った
●高島易断霊心館
水子の供養をすれば、病気が治り、子どもも良い職業に就けるといわれ、計400万円を支払った
●高島易断神聖館総本部
病気と息子の家庭内暴力に悩み「易を見る会」に参加、祈とうしないと息子はいずれホームレスになるといわれ100万円支払った