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「運慶」14億で落札、国外流出を防いだ真如苑の実力とは
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03/26 17:22更新
記事本文 鎌倉時代の仏師・運慶の作とされる「大日如来像」を、三越を通じてニューヨークのオークションで1431万7000ドル(約14億円)で落札したのは、東京都立川市に総本部がある宗教法人「真如苑」だった。教団の潤沢な資金によって日本の宝が国外流出の“法難”を逃れた形だが、果たして教団の狙いは…。
真如苑の西川勢二総合企画部長は25日に文部科学省で会見し、大日如来像の取得を明らかにした。
西川氏は、購入の動機を、「(教団が)真言密教を母体として発達したので、運慶作とみられる大日如来様には強い仏縁を感じる」などと説明。日本の仏像として過去最高の落札額となったことについては、「息切れ寸前だった。安いとは言えないが仏様なので」と苦笑した。
息切れしたとはいえ、真如苑の資金力は、2002年に立川市と武蔵村山市にまたがり、東京ドームの28−29個分に相当する旧日産自動車工場跡地約106万平方メートルを、約739億円で買収したことでも明らかだ。数多い宗教団体の中でも潤沢な資金力を誇る。
現在、この土地の再生、再開発プロジェクトを進めており、大日如来像も、5年後をめどに同地に建設する施設で「一般の方にも参観、参拝していただく」(西川氏)という。それまでは東京国立博物館などで公開することも検討。文化庁から重要文化財などの指定に向け、調査や研究の依頼があれば協力するという。
真如苑は1970年代から80年代にかけて急成長した。現在の信者数を非公開だが、国内外で約84万人とみられている。信者には有名女優やタレント、文化人なども多数いるといわれており、大日如来像の取得は宗教上の理由に加えて、教団の存在感を高める宣伝効果も見込めるようだ。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/132899/