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宗教グループ、ブッシュ大統領に対し隣人愛を説く 2006/07/19
http://www.news.janjan.jp/world/0607/0607188047/1.php
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【ハバナIPS=ダリア・アコスタ、7月11日】
キリスト教諸派連合「平和のための牧師」(Pastors for Peace)が組織したキャラバン隊が、カナダ/米国の124コミュニティーを通過しメキシコ国境を越えて、7月8日、100トンの支援物資と共にハバナに到着した。
「マーチン・ルーサー・キング記念センター」(在ハバナ)のスアレス牧師は、「キャラバンは、ブッシュ大統領がキューバ転覆支持グループに対する支援を認めた極めて重要な時に到着した」と語っている。
米政府の諮問委員会「自由キューバ支援委員会」(Commission for Assistance to a Free Cuba)は、7月10日発表の答申の中で、ブッシュ大統領が2004年に承認したキューバ政権移行計画の強化のため、今後2年間で8千万ドルの基金設立を要求している。同基金には、目的達成まで少なくとも年間2千万ドルが追加される。
同委員会はこの他に、キューバ輸出品の追跡、第3国経由の送金の禁止、宗教グループのキューバ渡航制限、キューバに対する米医薬品販売に関する規則の見直し、経済制裁強化に当たる実務グループの設立、キューバ政権転覆を推し進めるための同盟国形成、キューバ民主化支援のための大型基金設立を目的とする慈善組織/国際金融機関等との契約を提案。
「国際キリスト教奉仕団」(CWS)は7月10日、米国の対キューバ政策は、信仰の自由の侵害であり、対キューバ人道支援を妨害するものとの抗議声明を発した。また、「国際キリスト教奉仕団」のマッカロー牧師は、「答申が実施されれば、キューバ教会協議会との協力で60年間実施してきた人道支援ができなくなる。政府が人道支援の方法を決定することになれば、国際的にも危険な前例を残すことになる」と語っている。
キリスト教左派のキューバ人道支援とブッシュ政権/自由キューバ支援委員会の対キューバ政策に対する諸議論を紹介する。(原文へ)
翻訳/サマリー=山口ひろみ(Diplomatt)/IPS Japan浅霧勝浩
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(IPSJapan)