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□“ピース”だからこそ怪しい統一教会のサッカー大会 [Mr.Showbiz]
http://www.mp3-hollywood.com/showbiz/2007/peace.shtml
“ピース”だからこそ怪しい統一教会のサッカー大会
今月12日から21日まで韓国で開催されるサッカー大会「ピースカップ2007」に出場する日本の清水エスパルスに波紋が広がっている。日本のサッカーチームが韓国の大会に参加するからではない。何かと「ピース(平和)」と謳う統一教会の関連団体が主催しているからだ。
今年で3回目を迎える「ピースカップ」は、統一教会の文鮮明(ムン・ソンミョン)教祖が設立した財団法人「鮮文平和サッカー財団」のピースカップ組織委員会が主催し、財団の理事長、及び組織委の委員長に“文鮮明の右腕”とされる統一教会の郭錠煥(クァク・ジョンファン)世界会長が就任しているのだ。
郭錠煥は、Kリーグを統括する韓国プロサッカー連盟の会長も兼ね、アジアでは日本サッカー協会(JFA)の川淵三郎会長と共にFIFA(国際サッカー連盟)の戦略委員会に選ばれたばかり。その政治的背景からか?「ピースカップ」がFIFAから承認され、次回は強豪チームが出揃う欧州の開催を狙っているとか。
もう一つ、統一教会の有力な資金源となっているフロント企業「一和」がスポンサーとなっている城南一和天馬のオーナーでもあり、Kリーグの前年覇者で過去7度の優勝を果たすこの城南一和が「ピースカップ」の韓国代表として出場する。清水エスパルスの清水市(現在の静岡市清水区)と城南一和の城南市は友好都市にあり、おそらく清水エスパルスの出場はこのあたりか?
清水エスパルスや城南一和のほか、仏リーグ・アンのオリンピック・リヨンや伊セリエAのウディネーゼ、そして中田英寿もいた英FAプレミアリーグのボルトン・ワンダラーズFCなど、全8ヵ国のチームが参加。直前にウディネーゼが不参加を表明し、スペインのラシン・サンタンデールが追加。あのレアル・マドリードも所属するリーガ・エスパニョーラのプリメーラ・ディビシオンである。
昨年10月にも女子サッカーの「ピースクイーンカップ」が行われ、韓国キリスト教の統一教対策協議会が“要注意”として警告し、キリスト教系の新聞「国民日報」やCBS(キリスト教放送局)のニュースサイト「ノーカットニュース」を通じ、「文鮮明集団の偶像化大会」などと批判している。また、今年4月からは芸能人でチーム構成される「ピーススターカップ」も展開され、8月には日韓戦が行われるという。
統一教会の新メッカ
不可解なのがソウルや釜山の都市を含む開催7地域に全羅南道のわずか人口14万人の光陽市が含まれていることだ。この地元は全南ドラゴンズの本拠地で、全南圏なら広域市の光州がある。それも、韓国が開催国となった17歳以下の「FIFA U-17ワールドカップ2007」でも光陽市が含まれている。
その狙いは、2012年の万博開催を目指した隣接地の麗水市にあるのではないか?統一教会はこの一帯の300万坪を買い漁り、一部では今後10年間でおよそ1兆5000億ウォンを投資するとも報じられている。年内にも開催地が決定されるが、失敗しようが「統一教会の新メッカ」となるのは確実だ。
先日、江原道の平昌郡が2014年冬季五輪の開催地に失敗したばかり。平昌の“目玉”とされる龍平リゾートが統一教会系の所有地で、「冬のソナタ」のロケ地にもなったスキー場でもある。この誘致失敗をまたまたまた日本のせいにしているようだが、統一教会の地で北朝鮮に近い平昌に“異”を唱えたのだろう。その奥には南北統一のプランでも隠されていたのではないだろうか?
平昌が冬季五輪の誘致に失敗したその日、韓国では統一教会の合同結婚式が行われていた。この儀式は、統一教会の機関紙「世界日報」いわく「オリンピックとワールドカップと並ぶ“3大スポーツ祭典”」と自慢する「世界文化体育大典(WCSF)」の行事の一つで、統一教会はもちろん、キリスト教や仏教、イスラム教など、宗教別に分かれた異質なスポーツイベントをメインとしている。
もう一つの行事、ビューティ・コンテストの「ミスター&ミス・ユニバーシティ・インターナショナル(MMUI)」もある。ミスにはタイ代表が選ばれているが、思わずミス・ユニバースの森理世をタイ代表の写真と間違えた「日刊スポーツ」を思い起こすような皮肉りテイストである。その翌日、同じく統一教会系の「ワールド・ミス・ユニバーシティ(WMU)」の韓国大会が行われている。
巨大聖地を完成させた統一教会王国
http://www.mp3-hollywood.com/showbiz/2006/uc.shtml
(2007/07/10)