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□カトリック枢機卿、アムネスティ支援の拒否を呼び掛け [CNN]
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200706140039.html
カトリック枢機卿、アムネスティ支援の拒否を呼び掛け
2007.06.14
Web posted at: 20:40 JST
- CNN/AP
バチカン──ローマ・カトリック教会の総本山、バチカンのレナート・ラファエレ・マルティーノ枢機卿が13日、ローマ・カトリック教会は国際人権保護団体のアムネスティ・インターナショナルへの支援を行うべきではないとの声明を発表した。アムネスティが女性の人工妊娠中絶を容認したため、としている。
アムネスティはこれまで、人工妊娠中絶について明確な態度を取ってきていなかったが、今年4月に、強姦や近親相姦による妊娠や、妊娠継続によって母体の命が危うくなる場合の中絶を認めるとの方針を採択した。あくまでも、女性の権利を守るためだとしている。
この方針を、マルティーノ枢機卿が批判。「カトリック関連団体だけではなく、カトリック教徒も、アムネスティを支援するべきではない」と述べている。
カトリック中央協議会によると、マルティーノ枢機卿は、評議会のひとつ「福音と教会の社会教説に即した正義と平和の実現を促進する機関『正義と平和評議会』」の議長。
ローマ教会による支援の拒否は、アムネスティの方針決定に対する当然の結果だとしている。
一方、アムネスティは、これまでにバチカンやローマ・カトリック教会関連機関から、資金援助を受けたことはないと明言。「カトリックの教え」に触発された人々からの支援を受けた可能性はあるが、カトリック教会が公式に認める機関や団体からは、受け取っていないとしている。
また、アムネスティは各国政府や政治団体、教会、宗教団体などから独立した機関であると主張した上で、中絶を容認する方針を定めたのは、あくまでも女性の保護を目的としたものであり、中絶そのものの是非については判断せず、中絶の権利を求めていくことはないとしている。