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2006.12.27の私の書き込みにつき、
その元となる藤原新也さんのブログ上の2006.11.19文書が、いつの間にか消されていました。私からは、このブログに書いたように、メールを送ったのですが、何の返事もなく、もととなる早川被告に関する文章が消えていたものです。
http://www.fujiwarashinya.com/
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(なお、同氏の書籍「黄泉の犬」はまだ発行されていて、麻原さんが水俣病?などと誤解する人がまだ出ているように思えます)。
で、上記の私の文章の趣旨が分らなくなるので、倫敦橋さんが保存されていた
http://londonbridge.blog.shinobi.jp/Entry/237/
藤原さんのそのブログの書き込みを、下記に掲載します。
記録の為に転載しておきます。藤原さん本人が削除しても、そしてだからこそこの場合、全文転載が許されると考えます。これがなければ、私の批判書き込みの趣旨が分からないのだから。
藤原さんにおかれて、著作権侵害などというならば、私からの(親切なつもりの)連絡に対して何らエクスキューズすることなく、下記文書を削除した理由、また私に削除を求めるのか否か、またその理由を明確にされたい。
事実かどうかを確認しようともしない論者には、怒りを覚えます。
早川被告は、悲しいほどに「宗教好きのおっちゃん」でしか、なかったです。
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2006/11/19(Sun)
○○○○さま
○○さんは、この宗教がオウム神泉の会からオウム真理教となり、その後、早川紀代秀(ホーリーネーム・ティローパ)が教団に入り、この集団が北朝鮮の息のかかる過激な政治集団となった過程をご存じですか。
麻原の地位の下にありながら麻原を支配していた早川紀代秀がこの集団が利用できると考えたのは、オウム真理教が世間から叩かれることにより除々に怒りを貯め込んだモンスターと化しつつあったからです。
まだ弱者の1救済組織に過ぎなかった初期のオウム真理教が叩かれるきっかけは入信者の中に多数、崩壊家庭の家族から逃げ出した者がおり、世間とマスコミはきわめて小市民的な反応(家族から信者を誘拐したという)によって除々にオウム真理教と麻原を追いつめて行きます。彼らは追われるままに日本国中をさまよい、最後に麻原の故郷である熊本に居を構えるのですが、そこでも迫害に会い世間を完全に遮断し、敵にまわすことになります。
いわゆる私たちが認識しているオウム真理教とその犯罪は麻原とその信者が起こした事件であるとともに、小市民が起こした事件でもあると私は認識しております。つまり小市民も迂遠して殺人を犯しているということ。ジム・ジョーンズ率いる人民寺院の信者たちが起こしたガイアナでの集団自殺もそうですが、世界の宗教集団がカルト化し、攻撃的に変容するか自傷化するかの過程には必ずこの小市民による根拠のない迫害がその芽を作っております。オウム真理教の場合もその例外ではありませんでした。
私はオウム真理教の残存組織の内情を知らないわけではありません。
彼らはすでに政治集団として利用されるほどの怒りも体力も財力もありません。
ただし、その集団の前歴が大きな犯罪が関わっていることにより、過剰な監視と、再びの小市民的迫害がなされるなら、また再びその集団がカルト化するおそれは決して皆無ではありません。その時にこそ神格化される麻原は意味を持つわけです。
そしていっかいのただの人間をモンスター化させてしまう小市民的な感性が貴方の中にも眠っていることを、残念ながら貴方の文面からも感じざるを得ません。たぶんそれは私の中にも眠っているはずです。
それがいかに私たち小市民感覚とはかけ離れた集団であろうと、信教の自由を私たちの手によって迫害するのではなく、守ることが敷衍して人々の命を救い、民主主義を守ることだと思っております。
藤原新也
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上記に対して、私がこのブログで2006.12.27文書を書いたものです。
http://sky.ap.teacup.com/applet/takitaro/20061227/archive