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http://espio.air-nifty.com/espio/2007/01/post_164c.html
噂には聞いていたが、今日初めてCM
http://www.powerforliving.jp/h4.html
を見たので少し検索してみた。
さて、この団体。
得体の知れないのは一目瞭然であるが(本当の連絡先すら定かでない)、一番不思議なのは、なぜ今、唐突にも、この日本で宣伝を始めたのか、ということである。
一体、どういう意図と戦略があるのか?
陰謀論みたくなってしまうが、思わず連想ゲームを試みずにはいられない。
「パワー・フォー・リビング」、キリスト教右翼、狂信的牧師、イラク戦、ネオコン、共和党議員、南米独裁者、文鮮明
・・・そして、我が総理、安倍晋三。
http://www.youtube.com/watch?v=RgqWI2dl3PA
これはひょっとすると、「岸信介の代から続く宗教好き」の安倍首相による「美しい日本」化計画と連動した動きなのか。たしかに価値観も一部重なっているように見受けられる。
■まとめサイト
http://powerforliving.blog.shinobi.jp/
■民放の対応
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_01/g2007010914.html
<謎に包まれたCMへの対応は、民放テレビのキー局でも二分している。「本の宣伝だと聞いている。うちの規定には抵触しない」とするテレビ朝日、「NPO法人の活動報告をまとめた本と聞いている。仮に宗教関係でも初詣CMなど勧誘の色彩がないものはOK」のテレビ東京、そして日本テレビがCMを放送。一方で「総合的に判断」したフジ、「内規等に基づいた考査判断」をしたTBSは見合わせている。>
テレ朝が本当に「本の宣伝」だと思っているとしたらどうかしている。初詣に宗教的色彩はなくても、「パワー・フォー・リビング」は明らかに布教活動である。
■日本におけるパワー・フォー・リビング(Power for Living)キャンペーンについてのアーサーS.デモス財団(Arthur S. DeMoss Foundation)による声明
https://www.powerforliving.jp/for_japan.html
<当財団は宗教団体ではなく、ただ『パワー・フォー・リビング』のメッセージを広めることに献身する人の集まりであり、アーサー・デモスがその目的のために遺した資金によって活動しております。>
宣伝を額面通り受け取るテレビ局!
■ドイツ連邦放送委員会は"Power for Living"のCMを禁止
http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=1136778
ベルリン・ブランデルブルクの福音教会のセクト調査担当者であるThomas Gandow牧師によると、「"Power fo Living"はキリスト右翼」。
もっとも、ドイツはサイエントロジー問題を抱えているので、日本とは少し違うけれども。
■福音派とは何か?
http://evangelical.zouri.jp/evangelical.html
<聖書は誤り無い神のことばであると信じ、基本的教理を保持し、救霊と伝道に励んでいる者たちのことである>
■デモス財団
https://www.powerforliving.jp/for_japan.html
<アーサーS.デモス財団は、この本を読みたいと思ってくださるすべての方に無料で配布しています。当財団は、この素晴しい本を無料で配布することによって人のしあわせを願う無宗派の非営利団体(NPO)です。1955年に設立され、フロリダ州ウェスト・パーム・ビーチに拠点を置いております。>
アーサー・デモスは1979年に死去。
現在は一族が運営。
http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,991686-2,00.html
■Jerry Falwell
http://www.apologeticsindex.org/news2/an020112-16.html
<Gandow牧師は、「(デモス)基金は米国キリスト教右翼の代表的指導者であるJerry Falwellと極めて強い結びつきがある」と語る。Gandow牧師によると、基金創設者アーサー・デモスの息子であるマーク・デモスはFalwell氏のスポークスマンを務めていたという。>
■「神は戦争を支持している」Jerry Falwell牧師
http://worldnetdaily.com/news/article.asp?ARTICLE_ID=36859
<ブッシュ大統領は無辜の民をを守るためにイラクにおける戦争を布告した。これは価値ある遂行である。(略)教会の主たる目的の一つは、たとえ人命を犠牲にしても、悪の拡散を止めることである。我々が悪の拡散を止めなければ、たくさんの無辜の命が失われ、神の王国が傷つくことになる。>
単語を置き換えたら、ビンラディンの声明と変らないのでは?
■Liberty University
http://www.liberty.edu/index.cfm?PID=6921
設立者はJerry Falwell。
スポークスマンはマーク・デモス
http://www.washingtonpost.com/wp-srv/national/longterm/cult/unification/main.htm
文鮮明との関係について釈明。
■文鮮明
http://www.waynemadsenreport.com/scoops/christian_mafia.php
<文鮮明がFalwell自由大学を何度も資金救済していることは重要だ。アーサー・デモスの娘、デボラ・デモス・フォンセカは10年間、ジェシー・ヘルムズ上院議員のもとで務めた。彼女はラテンアメリカの独裁者や暗殺部隊との連絡役だった(略)。夫のヘクター・レネ・フォンセカは元ホンデュラス軍大佐で、右翼国民党の大統領候補になったこともある。>
■文鮮明とイラン・コントラ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9
■北朝鮮自由連合(North Korea Freedom Coalition)
http://www.law717.org/board/etc/bbs/view.asp?C_IDX=60&C_CC=bbsC
NKFC Steering Committee Members
Deborah DeMoss Fonseca
(Steering=舵取り。NKFCのサイトでは名前を確認できず)
■ジェシー・ヘルムズ・センター
http://www.jessehelmscenter.org/programs/communications.asp#ddf
デボラ・デモス―元ヘルムズ・センター上級スタッフ、元上院外交委員会スタッフ・ディレクター
■ギングリッチ、ヘルムズ
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/132/0110/13202270110005c.html
<第132回国会 外務委員会 第5号
平成七年二月二十七日
○松沢委員 国連の問題で、最近のアメリカの対応が随分、俗に言う新孤立主義のような形になってきて、国連に対する不満がかなりアメリカの政界の中でもあるようで、共和党がこの前の中間選挙で勝利をして、議会、上下両院抑えました。また、下院のギングリッチ議長あるいは上院の外交委員長のジェシー・ヘルムズさんですか、かなり、昔で言うタカ派的な外交政策を持った政治家であって、国連が機能していない、ボスニアの政策なんかについても大変に厳しい批判を展開して、アメリカは国連に対してはもうそこまで協力をしないんだという方向の言葉を使っておりますね。>
■ニュート・ギングリッチ、ナンシー・デモス
http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,991686-2,00.html
ギングリッチの政治行動委員会GOPACへのナンシー・デモスの個人的献金額は7万ドル。
■ナンシー・デモス
http://www.reviveourhearts.com/
■POWERFORLIVING.jpのドメイン情報
Domain Information: [ドメイン情報]
[Domain Name] POWERFORLIVING.JP
[登録者名] 株式会社マッキャンエリクソン
[Registrant] McCann Erickson Japan
[Name Server] ipms.ivp.ne.jp
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[登録年月日] 2006/03/03
[有効期限] 2007/03/31
[状態] Active
[最終更新] 2007/01/10 18:50:36 (JST)
Contact Information: [公開連絡窓口]
[名前] GMOインターネット株式会社
[Name] GMO Internet, Inc.
[Email] admin@onamae.com
[郵便番号] 150-8512
[住所] 東京都渋谷区
桜丘町26番1号
セルリアンタワー
[Postal Address] Shibuya-ku
CERULEAN Tower
26-1 Sakuragaoka-cho
[電話番号] 03-3464-8727
■マッキャンエリクソン
「パワー・フォー」とは関係ないんだろうけど、なんだかねぇ。
■安倍晋三と新興宗教 健康や政策も「教祖」に相談 岸信介の代から続く宗教好きの系譜
2006.10.13週刊朝日
<発足直後の世論調査で戦後歴代3位の高支持率を得た安倍晋三新内閣。新首相を支えるのは政治力だけではない。数々の新興宗教に傾倒している新首相の心身のケアや政策の指南役として、宗教家らが陰で支えているようだ。もともと新興宗教とかかわりの深いお家柄の安倍家。その系譜を検証した。(略)>