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大田竜氏とフルフォード氏
http://www.asyura2.com/07/bd51/msg/280.html
投稿者 はてな? 日時 2007 年 12 月 05 日 15:33:54: Cgi16yXgIem4U
 

大田竜氏が12月4日付けのブログでフルフォード氏との共著本を紹介しつつ、氏を賞賛している。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/jiji.cgi

*****一部抜粋
(前略)ベンジャミン・フルフォードが、ジャーナリストとして、決定的に、反イルミナティ陣営の立場に立ったことを意味して居る。イラクに駐留する十数万の米軍兵士は今や、米国のマスコミを信用して居らず、イスラム系のアルジャジーラの報道を信用しているとも伝えられて居る。ベンジャミン・フルフォードは、時々刻々進化し成長する。本書は彼にとって、この成長の、またひとつのしるしであろう。彼は、日本を愛し、日本人に成り、日本は世界を救うこと出来る、世界中で唯一の国だ!!と信じた。(後略)XXXXX抜粋終わり

フルフォード氏は、11月11日にオルタナティヴェ通信氏よりスパイであるとの指摘を受けた。直ちにどこやらから得たメ−ルを引用してその嫌疑を否定した。しかし、フルフォード氏のブログからその氏自身の言い分が消失している(11月の前半部分がごっそりと消去されている)。幸い、下記アシュラにその痕跡が残されており、幾許かは辿る事ができるのであるが。
http://www.asyura2.com/07/senkyo44/msg/150.html
にも拘らず、フルフォード氏は、件のメールについてのみ、氏のブログにネット情報官なるタグで残している。このタグを残すのであれば、自らの言い分も正々堂々と公開し、世間の論議に供すべきと思う。

ところで、大田竜氏が解説を加えている本「三百人委員会」(ジョン・コールマン著、1994年、徳間書房)の194頁にこんな記述がある:

*****引用始め
(前略)英国とアメリカの貴族階級は中国アヘン貿易で決して自分の手を汚さなかった事を思い出してほしい。殿様・奥方たちは非常に狡猾でありそんなヘマをしない。アメリカのエリートたちも同じだ。デラノ家、フォルブス家、アップルトン家、ベーコン家、ボイルストン家、パーキンス家、ラッセル家、カニンガム家、ショ家、クーリッジ家、バークマン家、カボット家、ゴットマン家、これだけ列挙しても中国アヘン貿易で限りなく富裕になったアメリカの名家を完璧に網羅できたわけではない。本書は、麻薬取引についての本ではないのでこのテーマを徹底的に取り扱えないのはやむをえない。しかし、三百人委員会にとって麻薬取引が重要だということは強調しておかねばならない。(後略)
*****引用終わり

私は、ここで挙げられているフォルブス家の一族(Malcolm Stevenson Forbes)が1964年にフォルブス出版社を創立したと考えている。出版社を立ち上げるに当たっては、オルタナティブ氏の指摘するような政治的意図があったと思うのはごく自然である。フルフォード氏はここの出版社のアジア支局長を勤めてきた。氏がどのような経緯で何を考えて、出版社を辞し、何を考え日本人に帰化したのだろうか?
「ユダヤ・キリスト教「世界支配のカラクリ」(ベジャミン・フルフォード、適菜収共著、徳間書店、2007年2月出版、374頁)が何がしかを教えてくれるやも知れないと頁をめくってみた。

この本では二人の著者が対談を通じて諸処を語っている。適菜収氏はニチェの研究者とのことで含蓄のある発言をする。フルフォード氏の発言は多岐にわたるが、私の疑問には残念ながら応えておらず、期待は外れた。しかし、しばしばどきっとするような言葉を口走っている。
先ずは上記麻薬に関してこんな発言をする(111頁)
*****引用開始
キリスト教の教えでは人間の能力を増大させる物を抑える傾向があります。極端な話と思われるかもしれませんが麻薬を禁止しようとする動きもその一つです。(中略)飲酒よりもずっと気持ちよくなれる薬を現代の科学者が開発しようと思えば極めて簡単なはずです。でも快楽を増大させる薬の開発は絶対的なタブとされている。それは欧米が押し付ける倫理観による制限です。(中略)特に大麻の煙を吸うことは絶対禁止。その理由は決して合理的なものとは思えません。それで皆隠れてやっている。(後略)
*****引用終わり

長いセンテンスであるので全部ここに書きとどめない。それほどの価値があるとは思えないので、随分と端折った引用になった。この文章の雰囲気は、「三百人委員会」の148頁で記述していることであるが、ビートルズ音楽を使って米国に麻薬が蔓延した経緯と重なって見えてくる。太田氏は自らが解説を加えた「三百人委員会」の視点に照らしてフルフォード氏に麻薬についての見識を質したのだろうか?

もう一つの事例は127頁:
*****引用開始
(前略)僕の言う超人はある意味で自然に競争させた結果に生まれるものであればいい。親が子供の遺伝子を組み替えてたとえばIQ300にする人もいれば、金メダルがとれるぐらいに運動神経を発達させる道を選んだり、あるいはルックスが格好いいのを選んだりする。(中略)(キリスト教徒)は一夫一妻で離婚してはいけない。ずっと一緒にいるというのがキリスト教の基本です。デモこれこそが現代社会の貧富の差を起こしているともいえる。自然に反しているわけです。歴史を見れば、インド文明、中国文明、エジプト文明どこだろうが一部に超人のような存在がいた。王様ははそれこそ何百人、何千人と奥さんを作って子供をたくさん生む。子供の面倒を全部見れないから皆普通の世界に戻っていきます。王様が死んで、遺産を分配するとかなりの富があってもなくなってしまう。だから、自分の遺伝子を普及する代わりに貧富の差が自然に是正されるというy仕組みです。(後略)
***** 引用終わり

「三百人委員会」がまさにきびしく指弾する選民思想と人間牧場論(フルフォード氏本人は全く違うと弁明するが)と私には映る。こうしたことに極めて多弁であり、博識を振り回すが、フォルブス社については一言も語らない。何故日本人になったかについても、くどくど語るにしては鮮明でない。こういう御仁が如何にして大田竜氏のかくも篤い信頼を勝ち得たのか?不思議である。声高に(低劣な侮蔑表現で)反ユダヤ、反朝鮮を言い立てる工作人に加えて、訳知り顔でソフトに擦り寄ってくる工作人もいるのかもしれない。と、思ったりする。

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