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なぜ韓国人は日本人より知能指数は高いのに、日本を追い越すことが出来ないのか? 知能以外にも能力基準が沢山あるからだ。
http://www.asyura2.com/07/bd51/msg/123.html
投稿者 TORA 日時 2007 年 10 月 21 日 15:41:27: GZSz.C7aK2zXo
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu154.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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なぜ韓国人は日本人より知能指数は高いのに、日本を追い越す
ことが出来ないのか? 知能以外にも能力基準が沢山あるからだ。

2007年10月21日 日曜日

◆ノーベル賞博士が差別発言「黒人、知能で白人に劣る」 10月19日 産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/071019/erp0710190941000-n1.htm

DNAの二重らせん構造を発見し、1962年のノーベル医学・生理学賞を共同受賞した米コールド・スプリング・ハーバー研究所会長のジェームズ・ワトソン博士(79)が「黒人は知能で白人に劣る」と発言し、新著宣伝のため訪問していた英国内で波紋を広げている。

 政治、宗教、人種問題をめぐる歯にきぬ着せぬ発言で知られる同博士は、14日付の英日曜紙サンデー・タイムズのインタビューで「アフリカの人々(黒人)の知能はわれわれと同じという前提で社会政策がつくられているが、すべての知能テストがそうではないことを示している」と発言。「今後10年内に遺伝子が人間の知能に差をもたらしていることが発見されるだろう」などと語った。

 19日に同博士の講演を予定していたロンドンの科学博物館は17日、「博士の発言は科学的論争の限界を超えている」として講演会の中止を決定した。(ロンドン 木村正人)

◆なぜ黒人は知能が低いか 10月19日 児童小銃
http://d.hatena.ne.jp/rna/20071019/p1

文明と人種
まず「知能」というのは複雑な概念で、測定したり比較したりというのは困難だ。単純な計算速度や記憶能力、パターン認識能力などについては心理学実験での測定は可能だし、訓練では越えられない個人差があるのは確かで、そこに遺伝子が関わっているのはほぼ間違いないだろう。しかし社会的な価値を生み出す能力の知的な側面を「知能」と呼ぶなら、単純な頭の回転のよさは決定的な要素ではない。

また、集団同士の「知能」を比較する場合は、個人間で見られるような大きな差は相殺されてしまう。どんな集団にもデキる奴もいればダメな奴もいるのだ。個人の能力差に応じて待遇を変えるような社会政策に意味があるからといって、人種のようなくくりで待遇を変えることに意味があるとは限らない。個人差のイメージの延長で集団を差別することに正当性を感じている人は考え直したほうがよい。

しかし、そんな細かい比較をしなくても歴史がその差を物語っているのではないかと言う人もいるだろう。歴史上最も文明を発展させたのはヨーロッパ人だと。優れた科学技術や社会制度を生みだし、他の文明を圧倒するまでに発展させたのはヨーロッパ人だと。アジア人は一時はヨーロッパに匹敵する文明を生みだしたが自力では近代化できなかったし、(サハラ以南の)アフリカ人に至ってはヨーロッパ人の奴隷になるしかなかったのだと。

確かにそれぞれの文明を築いた人たちの顔かたちは目に見えて違う。人種の概念が曖昧といっても、このくらい大きなスケールで見ればあまり関係ない。このスケールで見れば文明の優劣とはっきり相関するのは人種の差しかないじゃないかと。

しかし足もとを見るべきだ。それぞれの人種を「ヨーロッパ人」「アジア人」「アフリカ人」と呼んだように、これらの人々はそもそも住んでいた場所が違うのだ。つまり文明を生みだし発展させるにあたって地理的条件が全く異なっていたのだ。

ジャレド・ダイアモンドは『銃・病原菌・鉄』で、地理的な初期条件の違いで世界の歴史を、つまり文明の発展に差ができた理由を説明できると主張している。その主張の要点をざっくりとまとめると、以下のようになる。

まずそれぞれの土地に元々いた動植物の種類の違いが農業や畜産業の発達を決定付け、食料の生産性が社会の規模と社会制度の発展を決定付けた。また、大陸の形が規模の拡大を制限した。つまり東西に広がる大陸に住んでいたヨーロッパ人とアジア人は同じ農作物や家畜を持ったまま領土を広げていくことが可能で、異なる文明間の交流も生まれたが、南北に広がる大陸に住んでいたアフリカ人(とアメリカ先住民)にはそれができなかった。何千年もの間についた差は大陸を越えた文明の衝突において決定的に・破壊的に作用してヨーロッパ文明に勝利をもたらした…*1

要するに文明が誕生したばかりの段階では知識と技術の蓄積を可能にするのに地理的な条件が決定的な役割を果たしたのだ。地理的な条件が経済的な条件を制約しその後の文明の発展を決定付けたのだ。科学技術の発達で地理的な条件をものともせずに活動できる現代人にはピンとこないかもしれないが。

アフリカに関して言えばアフリカで誕生した人類が他の大陸に進出してから文明が誕生するまで180万年経っていて、その間の進化の過程で発生した遺伝的な差異が脳機能にも及ぶということはありえない話ではない。しかし、仮に1万年前のヨーロッパ人とアフリカ人の遺伝子が逆だったらヨーロッパ人がアフリカ人の奴隷になっていたのだろうか? 現代のヨーロッパ人ですら思いつかないような方法で生産性の高い食料生産を、アフリカの大地で、科学技術の誕生を待たずに実現できたと考えるのは無理がある。

黒人の身体能力
黒人の身体能力の優位は認めるのに、話が知的能力の差異に及ぶととたんに反発するのはおかしいじゃないかという人もいる。実際のところ黒人差別に敏感なアメリカでは身体能力の差異に言及することすら細心の注意を払わないと問題になる。人種間の差異を遺伝的に説明するのはタブーだ。


◆「IQ and the Wealth of Nations (IQと国家の富) 」より。
http://d.hatena.ne.jp/kyogoku42/20071021

Country IQ estimate Country IQ estimate Country IQ estimate
Hong Kong 107 Russia 96 Fiji 84
South Korea 106 Slovakia 96 Iran 84
Japan 105 Uruguay 96 Marshall Islands 84
Taiwan (ROC) 104 Portugal 95 Puerto Rico 84
Austria 102 Slovenia 95 Egypt 83
Germany 102 Israel 94 India 81
Italy 102 Romania 94 Ecuador 80
Netherlands 102 Bulgaria 93 Guatemala 79
Sweden 101 Ireland 93 Barbados 78
Switzerland 101 Greece 92 Nepal 78
Belgium 100 Malaysia 92 Qatar 78
China (PRC) 100 Thailand 91 Zambia 77
New Zealand 100 Croatia 90 Congo-Brazzaville 73
Singapore 100 Peru 90 Uganda 73
United Kingdom 100 Turkey 90 Jamaica 72
Hungary 99 Indonesia 89 Kenya 72
Poland 99 Suriname 89 South Africa 72
Spain 99 Colombia 89 Sudan 72
Australia 98 Brazil 87 Tanzania 72
Denmark 98 Iraq 87 Ghana 71
France 98 Mexico 87 Nigeria 67
Norway 98 Samoa 87 Guinea 66
United States 98 Tonga 87 Zimbabwe 66
Canada 97 Lebanon 86 Congo-Kinshasa 65
Czech Republic 97 Philippines 86 Sierra Leone 64
Finland 97 Cuba 85 Ethiopia 63
Argentina 96 Morocco 85 Equatorial Guinea 59


(私のコメント)
人種問題は非常にデリケートな問題であり、「株式日記」でも人種と知能指数の事を書いたことがあります。ノーベル賞受賞者のワトスン博士は「黒人は知能で白人に劣る」と発言して物議をかもしている。しかし発言の状況がよく分からないから黒人を差別して言った訳ではないのでしょうが、知能指数の統計では差があるのは確かだ。

しかし知能指数は人間の能力の一部に過ぎず、人間の能力を総合的に示したものではない。私も小学生の低学年の時に知能テストを受けたが、結果は知らせてくれなかったので自分でも知能が高いかどうかは分からない。確かに知能の高い人は学校のテストの成績も良い人が多かったようだ。

私の小学校の近所に大蔵省の官舎があり、そこの生徒達は非常に知能指数が高く、中にはグラフからはみ出るほどの高い知能の生徒がいた。やはり大蔵省官僚の子供は知能も高く、彼らだけでグループを作る傾向があった。だから東大を出た官僚の息子も東大に入ることも多いわけで、DNAと知能の関係は深いことは間違いない。

だからワトスン博士は間違ったことは言っていないのですが、一部の言葉だけを取り出してニュースにすると誤解を招くのではないかと思う。知能テストと言っても理解力や記憶力といった一部の能力を測定するだけで、知能テストで創造力や忍耐力や感受性が測れるわけではない。

白人の住むヨーロッパと黒人の住むアフリカとでは環境がかなり異なり、それに適応した能力が求められて、アフリカなどでは運動能力や生命力の強さが求められるから黒人の身体能力は白人を上回っている。だから一つの知能テストで人間の能力が測られるものではない。やはり実社会における生存競争で結果を見たほうが正確ではないかと思う。運を掴むのも能力の一つであり、未来を予知するのも一つの能力だ。

だから東大を出た秀才たちに大きな権限を与えて政治をさせれば良い結果が出るとは限らない。高度成長時代までなら東大を出た秀才たちでも良かったのでしょうが、壁に突き当たって正解の分からない問題を突きつけられると東大を出た秀才もボロを出してしまう。彼らは教科書に書かれたことしか知らないからだ。

壁を打ち破るには天才的な頭脳の持ち主が必要なのであり、天才は必ずしも学校でははみ出しがちで秀才ではなかった。発明王のエジソンだって学校では落ちこぼれだったのだ。音楽や絵画などの才能にしても音楽大学や芸術大学を出れば身につくものではない。

私の文章を書くことに関しては小学校の頃から才能はあったようだ。学級新聞を毎日発行して記事を書いていた記憶がある。作文なども決まって私の作文が優秀作として読み上げられた。しかし作文が上手くても東大に入れるわけではないから私の才能はそこで埋もれてしまった。しかし今はネットでブログを書くようになって小学校の頃の文才が甦ってきたようだ。

天才は生まれ持った素質に人並み以上の努力が伴って発揮されるものであり、環境が大きな要素になる。さらには運を掴む能力も必要だし、失敗に挫けない忍耐力も必要だ。これらは学校で身につくものではなく選ばれた人だけが持つものだ。しかし日本では選ばれた才能を持つ人にとっては生き易い場所ではなく、平賀源内のような人は基地外扱いされてしまう。三島由紀夫が自殺したのも天才を評価する風土が無いからだ。

ワトスン博士の発言が人種差別と捉えられるのは誤解によるもので知能テストの意味が一般の人たちに誤解されているのだ。学習能力が高いと言うだけで人間の能力はたくさんの評価方法がある。日本人や韓国人や台湾人などは知能指数が白人よりもダントツに高いのは学習能力が高いと言うことであり、それは一つの能力としてあるだけだ。

しかし韓国や香港が日本人よりも知能指数が高いのに、日本を追い越せないのはなぜなのか? ユダヤ人も知能指数が高く、個人としては非常に優秀なのに、満足に国家が運営できないのはなぜなのか? イスラエルを見れば分かるようにアメリカの支援が無ければとっくに滅んでいただろう。ユダヤ人は知能は優秀でも周囲との協調性が無く寛容性に欠けるからだ。なぜパレスチナ人と協調できないのか?

韓国人とユダヤ人とは共通性があるようだ。国家として滅亡の危機にあることや、知能は優秀なのに周囲との協調性に欠ける。中国やアメリカと言った大国と協調して外交しなければならないのにプライドが高くて周囲とトラブルばかり引き起こす。たぶんEQテストを行なえば低い点数になるのではないかと思う。


◆EQ(こころの知能指数)
http://www8.plala.or.jp/psychology/topic/eq.htm

みなさんの周りに、頭はいいけど人付き合いが苦手と言うような人はいませんか?問題解決能力には優れているのに、なぜか人間関係では上手く立ち回れない人ってけっこう多いのではないかと思います。なぜ人間関係において頭の良さが発揮されないのでしょうか。
 この疑問の答えとして、D.ゴールマンはEQ:Emotional intelligence Quotient(感情知性;こころの知能指数)というものを考えました。IQ:Intelligence Quotientというのは聞いたことはありますよね。IQ(知能指数)が高いと頭が良い、と一般的には考えられています。しかし、それはテストで高い点数が取れるというだけで、すべてのことが上手くできるというわけではありません。では、EQとはどのようなものなのでしょうか。
 EQとは自分の感情を適切にコントロールし、自分の持っている能力を最大限に発揮するための社会的知性のことです。EQは、心内知性(セルフコンセプト)、対人関係知性(ソーシャルスキル)、状況判断知性(モニタリング能力)という3つの要素のバランスによって決まります。EQの高い人は自分の感情の動きに敏感で、人の気持ちを察することが上手であるため、相手へのよりよい対処法を考えることができます。そのため人間関係で衝突を起こしたり、すれ違いを起こしたりすることなく上手く立ち回ることができます。
 最近では、人事採用にEQテストを用いる企業も増えてきました。これからは学力よりも、創造性豊かで人間知にあふれる人が求められるようになってくると思います。


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