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EIR(二〇〇七年十月十二日号)ジェフリー・スタインバーグ論文。
ブリテンの“管理されたカオス”が世界を戦争に向って駆り立てる、と。
太田龍の時事寸評http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/jiji.cgi
平成十九年(二〇〇七年)十月十一日(木)
(第二千二百四回)
○「EIR」誌、二〇〇七年十月十二日号。十八、九頁。
ジェフリー・スタインバーグ
「ブリテンの“管理されたカオス(混乱)”が世界を戦争に
向けて駆り立てる」
○これは重要な記事である。
○後日、詳細な解説と紹介を、「週刊日本新聞」紙上に掲載したい。
○ここでは、以下にその要点を列記する。
(1)ディック・チェイニー(米副大統領)は、アーロン・バー
副大統領以降の最大のブリテンのアセットである。
(2)「アセット(資産)」とは、諜報活動で多用される用語。
(3)チェイニーは表向き米国の副大統領であるが、その正体は
ブリテンに奉仕するブリテンの手先、ブリテンの工作員で
ある、との意味。
(4)ここで「ブリテン」と言うとき、これは日本人が「英国」
と呼んでいるものとはまるで別物である。
これは、「シティー・オブ・ロンドン」「シティーの帝国」
「ロスチャイルドを長(ヘッド)とするユダヤ金融シンジ
ケート」……の暗喩のようなものにひとしい。
(5)ジェフリー・スタインバーグ(EIR誌のカウンターイン
テリジェンス担当)は、
ブリテンは、米国に敵対して、米国をブッシュ現政権の任
期が終へるまでに、米国の共和制を崩壊させるべく企図し
ている、と述べる。
(6)ブリテンは、アメリカ独立革命の精神を破壊せんとする
二百年来の作戦の最終局面として、ブッシュ政権を位置
付けている。
(7)ブリテンの寡頭権力の世界支配体制は、崩壊の危機に直面
している。
(8)この状況下でのブリテンの対応策は「管理されたカオス」
である、と。
○米国の軍部、諜報機関の内部に、「EIR」誌の立場と論理に同調
して、ブリテン=ブッシュ=チェイニー体制とその政策に反対する
勢力が存在すると。
○ジェフリー・スタインバーグのこの論説は現在の世界情勢の核心を
突くものであろう。
○しかし、日本人の現在の意識水準では、この核心が分らない。
○「英国」「イギリス」
○この用語が、日本人にとっての魔語である。
○明治期、日本人は、ゲーテについて、二十九通りの表記をした
そうである。
○しかし、結局日本人に発音しやすい「ゲーテ」に落ち着いたと。
○英国、イギリス。
○これは「ゲーテ」表記問題とは全く違う。
○「英国」「イギリス」にしてしまうことによって、
○日本人には、英国の正体が永久に封印されることに成ってしまった
のである。
(了)
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