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平安時代に東北地方の太平洋沿岸に大きな被害を与えたとされる「貞観(じょうがん)津波」の新たな痕跡を、大阪市立大、東北大、東京大地震研究所などのチームが岩手県内で見つけ、大阪市で開かれている日本応用地質学会で11日、発表した。
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これまで、宮城県から福島県にかけて痕跡が見つかっていたが、範囲が大きく広がったことで、同津波を起こした地震がマグニチュード(M)8・6で、日本史上最大とされる宝永地震(1707年)を上回るM9規模だった可能性が出てきた。
国や自治体が行っている、東北の太平洋沖合にある日本海溝付近を震源に発生が予想される大地震の被害想定にも影響を与えそうだ。
チームは、2004年から、岩手県宮古市から宮城県気仙沼市にかけて、内湾や海岸沿いの湿地などで、過去の津波堆積(たいせき)物を調査。宮城県・仙台平野から約120キロ・メートル北の岩手県三陸海岸の大槌(おおつち)湾で、波に運ばれたとみられるれきや、貝殻など22回の津波跡が見つかった。炭素年代測定法などから、海抜マイナス約18メートル〜20メートルの層が860年〜1400年の間に堆積したことがわかり、時期や層の厚さなどから貞観三陸地震(869年)によって起きた貞観津波と推定された。
大阪市立大の原口強・准教授(地質工学)は「貞観三陸地震は、いくつかの地震が連動した超巨大地震だったかもしれない」と話している。
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