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(回答先: Re: 南ローデシアを「白人支配」から「解放」した「英雄」 ジンバブエ大統領ロバート・ムガベの銭ゲバ守銭奴ぶり 投稿者 こげぱん 日時 2007 年 9 月 20 日 20:36:30)
確かにごろつき似非"人民解放軍”出身の政治家が、白人ごろつき武器商人や日本や欧米のごろつき似非援助団体を背後に控え、人民を抑圧していることは、ハリウッド映画「ブラッド・ダイヤモンド」でも描かれているから、その構図は分かりやすい(ちなみにこの映画は、白人を美化しすぎているとの反論もあるが)。
しかし、元はといえば、アフリカは中東同様、部族本位制社会であった。部族(トライブ)の数は2千あるとも3千あるとも言われており、言語もそれくらいあるといわれている。中東と同じように、彼らには国家という概念はなかった。
ところがヨーロッパ列強は19884-1985年のベルリン会議において、1人のアフリカ人の代表を加えることもなしに、ここを勝手に線引きをして、植民地にしてしまった。部族社会の境界、文化など一切考慮することなしに。
それが為に同一部族であっても、引き裂かれたり、反対に異なる部族の人間でも隣人として互いに生活をともにせざるを得なくなった。それぞれの部族は異なる言語、風俗、習慣、生業、宗教(土着宗教)を持っていたが、それらのものがこの線引きによって、めちゃくちゃに混合され、その結果、現在のような部族間の対立・抗争が激しくなった。
そこで現代アフリカの混乱の根本的な原因を作ったのは、やはりヨーロッパ列強だろうと思う。
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