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□役所の壁面広告「尊厳死」ダメ 奈良市「世論分かれ不適切」 [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070823-00000911-san-soci
役所の壁面広告「尊厳死」ダメ 奈良市「世論分かれ不適切」
8月23日13時55分配信 産経新聞
奈良市が新たな収入源の確保を目的に、今年度初めて民間から募った市役所内の壁面広告に、日本尊厳死協会関西支部(同市)が掲示を申し込んだところ、市が不許可としたことが22日、分かった。「世論が大きく分かれる問題で、公共の場にそぐわない」というのが理由だが、同支部は「意見を押しつけるものではなく、市の見識を疑う」と反発。回復の見込みがない終末期医療をめぐる問題が注視される中、市の判断は果たして妥当か、失当か−。
壁面広告は、1日2000〜3000人が出入りする市役所内で、正面玄関近くなど2カ所に計13枠を設けるとし、月額2万円で7月から募集を始めた。
これまで、不動産会社やメディア関係など計15団体から申し込みがあり、その1つとして同支部が募集開始直後に広告掲示を申請した。図案では「健やかに生き、安らかに死ぬ これが私たちの希(ねが)いです」とし、同協会が提唱する「尊厳死の宣言書」(リビング・ウイル)について説明。「『尊厳死』について関心のある方は、当協会までご相談下(くだ)さい」とし、支部の連絡先を記している。申請を受け、市は幹部らでつくる市広告審査会で協議。その結果、市の広告掲載基準で定める「掲載の対象として適当でないと市長が認めるもの」のうち「国内世論が大きく分かれるもの」に該当すると判断し、今月17日付で、同支部に対して不許可を通知した。
今回の決定について、同支部の小倉真市支部長は「いろんな人に尊厳死について知ってほしいと申請したもので、広告は意見を押しつけるものではない。広告を見て連絡をもらえればと思っていた。決定は残念だし、市の見識を疑う」とし「来年も申し込む」と話す。
これに対し、市は「尊厳死に反対しているグループもあり、公共の場にふさわしくないと判断した」と説明。また「安楽死・尊厳死法制化を阻止する会」(東京)の清水昭美事務局長は、市の判断について「当たり前のことで健全だと思う」と評価し、「命に関することで、公共の場で一方的な広告を掲示するのはいかがなものか。法制化への流れなども含め、命を軽んじ、生きにくい雰囲気を作ることにもつながりかねない」と話した。
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最終更新:8月23日13時55分
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