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□自身の狂言銃撃事件で有罪になった元大学教授 [アメーバニュース/ロイター]
http://news.ameba.jp/2007/08/6579.php
自身の狂言銃撃事件で有罪になった元大学教授
8月20日 14時18分
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【ケンブリッジ 17日 ロイター】
超エリート校、マサチューセッツ工科大学で教鞭を執った元教授が、自身に向けて銃を撃ち、実の息子に罪を着せようと偽の警察調書を提出した罪で17日、裁判官に有罪を言い渡された。ドノバン被告の家庭では、長年にわたり内輪もめが続いていたという。
この一件は、2005年12月のある夜に起きた出来事にさかのぼる。ジョン・J・ドノバン被告は警察を呼び、自己所有のミニバン内にいたところをロシア語のアクセントを持つ男性2人に撃たれたと主張。しかし警察が捜査を進めるうち、被告の主張とは食い違う証拠が次々出てきた。
警察に発見された時ドノバン被告の脇腹には銃弾による傷があったが、「ベルトに付いていた大きな金具によって銃弾を数発そらすことが出来たため命拾いした」と語った。しかし医師の検査の結果、ベルトには確かに弾痕が見られたが、銃撃時に着用していたら負ったであろうとされる傷は見つからなかった。マーサ・コークリー州検事総長は「我々はこうした主張を元に調査をすすめ、事実によって真実へ導かれるのです」と話す。
裁判において、現在65歳のドノバン被告は無罪を主張し、自分自身を撃ったことを否定した。検察側はドノバン一家では長年、不動産絡みのいさかいが続いており、同被告は自身を撃ち、長男のジェームズさんに濡れ衣を着せることを計画したと述べた。
ミドルセックス高等裁判所のケネス・フィッシャーマン裁判官は、ドノバン被告に2年の保護観察期間を与え、自身の子供たちとの接触を禁じ、罰金約5万7000円の支払いを命じた。この判決に対し、ドノバン被告はスポークスマンを通じ「失望と驚きを感じています」と発表。上訴する構えであることを明らかにした。
ビジネスおよびテクノロジーの専門家として知られるドノバン被告は、コンサルティング企業を興すため、教授として30年間にわたり勤務したマサチューセッツ工科大学を1997年に退職している。
事件を報告するために警察を呼んだ際、妻の身の安全を案じたドノバンさんは裕福層が住むボストン近郊ハミルトンにある自邸へ護衛を送るよう、警察に懇願したという。
コークリー州検事総長は「ドノバンさんの言動は異常で、計画的なものでした。この一件によって家族の方々並びにハミルトンの小さな警察署では混乱をきたし、不安にさいなまれたばかりでなく、非常にお金と時間がかかる調査を強いられました。」と話した。州関係者は、本件の捜査に当たり約570万〜1150万円を費やしたと見られている。
※この記事はロイター通信社との契約のもと、Amebaニュース編集部が日本語に翻訳しています。
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