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□オーマイニュース女性記者 「挑発して痴漢騒ぎ、いただけない」 [J-CASTニュース]
http://news.livedoor.com/article/detail/3269799/
オーマイニュース女性記者 「挑発して痴漢騒ぎ、いただけない」
2007年08月15日21時20分
ニュースサイト「オーマイニュース」の女性市民記者が2007年8月14日、「肌も露わ、挑発して痴漢騒ぎは、いただけない」と副題をつけた記事を掲載し、2ちゃんねるで賛否両論が巻き起こっている。07年6月には、同様な内容も盛り込んだ記事を2ヶ月前に配信したライブドアPJニュースの男性市民記者に対し、同じライブドアの「独女通信」の女性市民記者がかみつく騒ぎも起きている。今度は、同性の立場から、女性に厳しい内容の記事になった。
2ちゃんねるでは賛否両論
議論になっているのは、オーマイニュースが掲載した、主題が「真夏の女性たちの姿にドキドキ?」という記事。書いた女性市民記者は、まず、06年6月にイタリア・ボローニャを訪れ、「ファッショナブルな方々」に接した話題から入った。
添えられた記者撮影の写真にある年配の男女は、肌はほとんど露出していないが、この記者は、「色使いといい、バランスといい、絶妙で個性的なスタイルをかもしだしている」と振り返っている。そのうえで、「若い女性のファッションにはいつも驚かされる」として、記者が8月1日に都内で撮影した10歳代ぐらいとみられる少女の写真を紹介。この少女はかなり短いスカートをはいており、それを受けたとみられる「スカートの丈が、ビミョーな長さで気になる。変な人にいたずらされなければいいが…」との文が書かれている。
こんな記事を書いた理由として、記者は「満員電車の中での、一部の若い女性たちが肌も露わな『チョー挑発的』ファッションをしていることだ」と述べ、次のように言い切った。
「一方では、電車内で、痴漢されたと大騒ぎする娘たちもいる。
普通の男性であれば、肌むき出し、胸の谷間を強調し、短いスカート、こんな服装の若い女性を見れば、なんらかの感情は、起きると察する。暑さと目のやり場に苦しむサラリーマンたちに同情する。
ともかく同性でも、あまりの大胆さにドキドキするくらいなのだから!」
副題の「肌も露わ、挑発して痴漢騒ぎは、いただけない」を見て、この内容を読むと、様々な解釈ができるため、ネットで波紋が広がった。2ちゃんねるでは、いくつかスレッドが立ち、「はだかで立っていたとしても、触ったら犯罪」「ミニスカ、ホットパンツ、見せブラは犯罪です」「女がアピールしてるんだよ」などと議論が噴出しているのだ。
「おせっかいな心配をするのは年代の差か?」
若い女性の挑発的なファッションについては、ネット上では、確かに同性の立場からの苦言もあった。元日本テレビのアナウンサー、藪本雅子さん(39)が06年5月、後輩男性アナの盗撮事件について、自らのブログで、「ミニスカートをはいている子達は、パンツを見られない努力をしなさい!」「基本的には男っていうのは、女の子のパンツが見たい」と展開。このブログは「盗撮された女性にも非があるといわんばかりだ」などとコメントが殺到して炎上する騒ぎとなった。
とはいえ、藪本さんの発言は、どちらかといえば、かつての同僚を擁護してのものだった。これまで、ネット上では、「挑発的ファッションだからといって痴漢していいわけではない」などとする女性たちの意見が主流、と報じられていた。PJニュースの男性市民記者が07年4月に、挑発的な女性たちを指して、「本物の痴漢世界を許容している」と批判した後は、「独女通信がPJ記者に物申す」(6月18日)を書いた女性市民記者は多くの女性を味方につけた。「独女通信」担当者は、J-CASTニュースの取材に対し、次のように話したからだ。
「(ライブドア社内などで)女性全般が不快に思ったところからはじまりました。(中略)女性を代表したニュースサイトとして『一言言っておきたい』という気持ちがありました」
オーマイニュースの女性市民記者は、このような女性たちとは違った見方をしているが、もっとも、記事の中で「ついついおせっかいな心配をするのは年代の差か?」と打ち明けている。「痴漢への同情、許容」というより、同性の「挑発的ファッション」を戒めているだけなのかもしれない。
オーマイニュースの広報担当者は、J-CASTニュースの取材に対し、「この記事が犯罪を許容しているとは、まったく考えていない。市民記者の記事には、真実を追求するものばかりでなく、身近なことを題材に意見表明するものも載せている」と話している。
▽関連記事
□真夏の女性たちの姿にドキドキ? [オーマイニュース]
http://www.ohmynews.co.jp/news/20070814/14037
真夏の女性たちの姿にドキドキ?
肌も露わ、挑発して痴漢騒ぎは、いただけない
工藤 和江(2007-08-14 17:00)
若い女性のファッションにはいつも驚かされる。
スラリとのびた足、バランスのとれた体型、色の使い方、どれをとっても申し分ない。でも、スカートの丈が、ビミョーな長さで気になる。変な人にいたずらされなければいいが……。と、ついついおせっかいな心配をするのは年代の差か?
かたや、イタリアはボローニャで出会った、ファッショナブルな方々だ。
2006年6月、イタリア・ボローニャで(撮影:工藤和江)
同じくボローニャで(撮影:工藤和江)
どちらもかなりの年配とお見受けしたが、色使いといい、バランスといい、絶妙で個性的なスタイルをかもしだしている。
もっとも、若い人たちのファッションとは比べられないかもしれないが、こういうオーソドックスな大人のおしゃれ感覚も、参考にしてほしいものだ。
いま、日本は夏真っ盛りだ。
お盆休暇で、通勤通学のラッシュも一休みだ。
なぜ、こんなことを言うかというと、満員電車の中での、一部の若い女性たちが肌も露わな「チョー挑発的」ファッションをしていることだ。いったいどこへいくの?と考えさせられる服装が多い。また、平気でアフターファイブというか、周りの視線を浴びる格好をして、満員電車で通勤する人もいる。
一方では、電車内で、痴漢されたと大騒ぎする娘たちもいる。
普通の男性であれば、肌むき出し、胸の谷間を強調し、短いスカート、こんな服装の若い女性を見れば、なんらかの感情は、起きると察する。暑さと目のやり場に苦しむサラリーマンたちに同情する。
ともかく同性でも、あまりの大胆さにドキドキするくらいなのだから!
8月1日、都内で(撮影:工藤和江)
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