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▽Chery A15 (Amulet) EuroNCAP crash test
□中国車の安全性は「最悪」=WSJ紙 [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070809000043
記事入力 : 2007/08/09 12:08:06
中国車の安全性は「最悪」=WSJ紙
今度は中国製自動車に警戒令か。8日付米紙ウォールストリート・ジャーナルは、ロシアで人気を集めている中国製自動車について、安全性に問題があると報じた。
同紙はロシアの自動車雑誌「アブトレブ(AvtoRevu)」が最近実施した衝突テストで、中国奇瑞汽車のセダン型乗用車「チェリー・アミュレット」の結果は最悪だったとして、衝突テストの映像が動画サイト「ユーチューブ」で公開されたと報じた。
ロシアは中国製自動車の最大の輸入国で、チェリー・アミュレットは9000ドル(約107万7000円)という安さで人気を集め、今年上半期に1万119台売れた。前年同期の販売台数が702台だったのに比べ、爆発的な伸びを示した形だ。
ロシア市場における上半期のメーカー別自動車販売台数は、シボレー(8万4467台)が首位で、フォード(8万1782台)、トヨタ(7万2331台)、現代(5万3885台)が上位を占めた。7位に大宇(4万446台)、9位には起亜(3万2568台)が入り、チェリー・アミュレットは12位だった。
今回テストを実施した同誌は、問題の中国車について、「時速40マイル(64キロ)で衝突テストを行ったところ、前部が新聞紙をしわくちゃにしたような状態になり、めちゃくちゃに絡まった破片を一つ一つ取り出さなければならない状況だった」と報じた。
「アミュレット(魔よけ)」という名前にそぐわないテスト結果について、同誌の記者は「車のボディーがこんなにひどいのは初めて見た」と驚きを隠せなかった。
4月27日に行われた衝突テストに参加した奇瑞汽車の関係者は、当時は何も反論しなかったものの、論争が拡大すると、「テストはロシアの競合社が保有する研究所で行われたため、公正さに問題がある。中国製自動車のイメージを損ねようとする汚い作戦だ」と非難を始めた。しかし、同関係者はテストのどの部分に問題があったかについては言及しなかった。
アブトレブ誌はロシアで最も権威ある自動車雑誌で、過去17年間に39回の自動車衝突テストを行ってきた。今回のテストでアミュレットが獲得した点数は16点満点のうち1.7点だった。
このテストが実施されてから1カ月後、奇瑞汽車は中国上海市で英国政府系の研究機関に依頼し、アミュレットの衝突テストを再度行った結果、欧州の全基準を満たしたとの評価を得たと発表した。しかし、同テストは時速56キロで行われ、ロシアのテスト環境とは異なり、衝突角度をゆるくしているだけでなく、衝突壁も硬くなかったという。
一方、GM大宇のマティスに似た奇瑞汽車の小型車「QQ」のテスト成績も良くなかったという。ただ、ウォールストリート・ジャーナル紙は「このようなテスト結果にもかかわらず、ロシアではチェリーの販売が伸びており、消費者は特に気に留めていないようだ」と付け加えた。
NEWSIS/朝鮮日報JNS
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