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□環境原理主義 [論談・目安箱]
http://www.rondan.co.jp/html/mail/0708/070807-14.html
環境原理主義
( 平成19年08月07日 )
投稿者: 河童
環境問題という言葉を聞くと、あぁ、となんだかわかったようになる気持ちになる。 テレビも新聞もわかったように環境悪化を叫ぶ。 温暖化で地球の環境が悪化している。 京都議定書では国の二酸化炭素排出量を制限した。
年間500万円の住宅光熱費を使っているという元アメリカ副大統領のアル ・ ゴアが地球環境を問うた 「 不都合な真実 」 という映画をつくりアカデミー賞、最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞した。 そのアメリカは京都議定書を離脱している。
京都議定書を守れば二酸化炭素排出量が劇的に縮小して、地球環境の変化が止まるのか。 今、世界の年間二酸化炭素排出量は160億トンと言われ、京都議定書が達成できると二酸化炭素排出量は40億トン減少するという。 これで地球環境の変化が止まるのか。
そもそも、地球温暖化で北極の氷がとけて海面が上昇し、都市が水没するという話があるが、氷がとけて水が溢れるという話はどこかおかしくないか。
水が凍ると氷となってその体積は増える、反対に、氷がとけると体積は減少することはわかっているし、現実われわれはそれを目にしている。 北極は氷の大陸であり、南極は氷の大陸ではない。 牛肉を輸入しろ、クジラは捕るな、という話しにもどこか共通する思いがする。
気温が一度上がると食糧危機や水不足が世界各地で発生し、二度上がると生物の生存に支障をきたし、三度上がると生物の二割から五割が絶滅するという研究データーを示す学者もいる。
地球の七割を占めるのが海であり、それをして、地球の温度を三度上げるということは、とてつもない熱量が必要のはずである。 その話しも同様に思えてくる。
人間は、ナントカしなければと叫ぶが、ナントモならない気もする。 ナントカしなければと思うことが、人間の傲慢な姿なのかもしれないとも思えてくる。
地球の環境が悪化する、地球が壊れるというが、地球環境の変化は、今の人間にとって、人間が暮らす上で 「 不都合 」 なだけで、地球にとってみれば、欲望だらけの人間なんて、はやくいなくなってくれたほうがいいと思うかもしれない。 さっさと滅亡して、次の生物に暮らして欲しいと思うかもしれない。
地球環境の変化は、地球誕生の有史以来何度も起きてきている、大陸の大変動、地殻変動や氷河期など、生きとし生けるものが、およそ絶滅したかのような時期も幾度もおとずれたはずである。 化石を見れば、絶滅した動植物は数えきれない。
人間は環境を守れというが、いったいいつの時期の地球環境の姿を求めているのか。 太古の生物がうごめく環境か、細菌ウイルスが猛威を振るった時期か、車の発明以前か・・・・
人間の都合のいい地球の環境を唱えているようにも思えてくる。 今ある地球の環境にそって暮らすしか、人間はもはや生きる道はないのかもしれない。 人間が今のような暮らし方をする限りは。
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