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□【書籍紹介】人口増減の波は1万年の間に4回 [日刊ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3258485/
人口増減の波は1万年の間に4回
2007年08月06日10時00分
「〔図説〕人口で見る日本史」鬼頭宏著(PHP研究所 1400円)
日本の人口変動の歴史を振り返りながら、人口減少とその対策について考察したビジュアル・ガイドブック。
日本の人口は、縄文早期の2万人からピークの04年まで順調に増加してきたように思えるが、歴史を俯瞰すると、増加と減少、または停滞を繰り返してきたことが分かる。
その人口増減の波は過去1万年の間に4回あった。縄文早期からの増加と後期以降の減少、弥生時代から平安時代にかけての増加と鎌倉時代の減少、室町から江戸時代前期にかけての増加と享保期(1721年)から弘化期(1846年)までの停滞期、そして幕末・維新期からの増加と05年以降の減少がそれだ。
本書では、各時代を検証しながら、人口波動とその要因となった文明システムの関係を明らかにしていく。中でも現在の人口減少の特徴は、人類が歴史の中で初めて体験する超高齢化社会の出現だと指摘する。
人口減少の深刻さを改めて教えてくれる教養本だ。
【2007年8月3日掲載】
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