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□わが子を“セレブ”に!? 子供用ジュエリーが人気 [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070731-00000926-san-bus_all
わが子を“セレブ”に!? 子供用ジュエリーが人気
7月31日15時10分配信 産経新聞
■少子化で愛とお金が集中
昔なら「猫に小判」などと一蹴(いっしゅう)されたかもしれない子供のジュエリーが、続々登場している。赤ちゃんのすこやかな成長を願う「ベビーリング」などの習慣や、大人と同じ貴金属を贈ることが、親の愛情を具現する方法という考えの広がりが背景にあるようだ。少子化だから一人の子供に愛情やお金を注ぎ、出産、育児を一世一代の大事業ととらえる風潮も、こうした動きに拍車をかける。アパレル業界紙「繊研新聞」によると「“家族愛”が“格好良さ”のひとつの基準」(7月25日付)。このマーケット、拡大しそうな気配…。(重松明子)
今月、パリの高級宝飾ブランド「ヴァン クリーフ&アーペル」の子供向けジュエリーが東京でお披露目された。会場では、4歳と5歳の女児モデルがホワイトゴールドのジュエリーを身に付けて、はしゃいでいる。
「物心がつき、アクセサリーに興味を持ち始める、この年ごろからの着用を想定しています」と広報・宣伝担当チーフの熊野ゆかさん。
白蝶(しろちょう)貝や天然石でかたどった小さなモチーフ付きのブレスレットが10万3950円から。
一方、東京・銀座の老舗貴金属店「ギンザタナカ」は、お子さまジュエリー「ウノキッズ」の取り扱いを始めた。昨年3月、安価な子供用アクセサリーから毒性の強い鉛が検出され、厚生労働省が調査に乗り出したことを受け、「子供にも高品質の貴金属を」とコーナーを設けることに。子供に金のアクセサリーを贈る習慣があるイタリアから、花や昆虫などをモチーフとした20タイプを輸入。3万円台のブレスレットが売れ筋という。
同じく銀座でオリジナルジュエリーを製造・販売する「ミネパール」には、子供向けのペンダントや誕生石入りリングのオーダーが寄せられる。「価格は10万円くらいから。9割以上が祖母からの注文です。貴金属ならば捨てられる心配もなく、思い出の品として残りますから」と同店。
いずれの店も文字を刻印できるジュエリーのニーズが高く、贈る側の思い入れの強さを感じさせる。
一方、「開業半年で100件のベビーリングの注文を受けました」とは、東京都西東京市のジュエリー工房「pinponmom」の三木整さん(37)。最大50字の英数字が刻印できる赤ちゃんの指輪が主力商品だ。「出生時の身長や体重などのほか『OUR SUNSHINE』なんてメッセージの依頼も多いですよ」と三木さん。昨年4月に長女が生まれた際、友人からベビーリングを贈られて感動。習慣の広がりを知って制作をはじめた。インターネットのホームページや原宿のショップで販売しているが、新生児の親が購入するケースはほぼ半数。残りは祖父母や親戚(しんせき)、親の友人と贈り主の層も幅広いとか。
当面は母親がペンダントヘッドとして身につけ、成長したわが子にそれをプレゼントする。「出産の喜びが形になる」とママ同士が贈り合うことも多いらしい。
このほど「ポケッツ!意外に知らない子どもマーケットのヒミツ」(弘文堂)を発行した博報堂BaBUプロジェクトのプロデューサー、岡弘子さんは「人口減少社会、子供の虐待というニュースの多さが逆に、子供を大事にしなければという危機感を高めているのでは」と分析する。最も分かりやすい愛情表現として、ジュエリーに注目が集まるというわけだ。
また、今どきの親と祖父母は団塊−団塊ジュニア世代に当たり“友達母娘”のきずなが強いことから「母になった娘を徹底的にたたえ、祝う意味で、祖母が高額な子供向けジュエリーを購入している可能性もある」とみる。
ポケッツ(一人の子供に肉親や縁者が支出されるお金)を調査している同プロジェクトによると、年間平均43万円ものお祝いやご褒美が一人の子供に注がれているそうだ。
未曽有の少子化は、子供をセレブにした!?
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最終更新:7月31日15時10分
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