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□純真なオタクがターゲット〜メイド服を纏った悪魔の新商法 [おもしろコミュニティ 縁count]
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◆07/30更新◆
純真なオタクがターゲット〜メイド服を纏った悪魔の新商法
アキバクライシス！ ……そんな大袈裟な煽りが似つかわしい、ヲタクの聖地・秋葉原にちょっとした激震が走りつつあるという。
渋谷や新宿と違って、内向的なヲタクたちが多く、やや牧歌的なイメージすらある、この繁華街にちょっとした“罠”が氾濫しているのだ。
皆さんは、秋葉原の街頭でメイド姿の女の子にアンケートの協力を頼まれたことはないだろうか？ というのも１年半ほど前から、アキバにはこの悪質なキャッチセールスが蔓延っているという。被害にあったフリーター・A君(24)に話を聞くとこが出来た。
「５時間店に缶詰めにされて、70万円の指輪の契約書にサインさせられました。次の日に解約しようと電話したのですが、店舗購入なのでクーリングオフはできないとか言われて……」
話を回想しよう。街頭でのアンケートに答えると、「後でもう少し聞きたい」と名前と電話番号、メールアドレスなどを聞かれ、その日の夜に彼女から電話がかかってきた。
「今日はアンケート答えてくださってありがとうございましたぁ。なかなか答えてくれる人いなくて…、嬉しくて思わず電話しちゃったー！」
女の子とまともに会話した経験も無いというＡ君は彼女の好意の寄せ方に「もしかして」とその気を抱いてしまった。その後も２〜３回電話がかかってきて「(任天堂)ＤＳもう買ったぁ？今度あたしにもやらせてぇ」など親しい会話をする仲に。そして４回目の電話で「Ａ君、シルバーとか絶対似合うよ」と彼女のいるアクセサリー店で会うことに。店に行くと、奥の商談スペースでなぜか婚約指輪の話を切り出され、「好きな人の値うちを決めるのはあなたが渡す婚約指輪。好きな人に安物では相手が可哀想」などダイヤ購入のプランとダイヤの素晴らしさを延々と語ってくる。もちろん彼女もおらずお金もないＡ君だが、５時間に及ぶトークで思考回路をマヒさせられ、最後には彼女への手前、見栄を張って契約してしまったのだ。
これは典型的なデート商法ではないだろうか。女性従業員が親しげに話すことで男性は良い気分になり、契約を締結してしまう雰囲気にのみ込まれ、商品の購入を断れなくしてしまう必勝パターンだ。
デート商法といえば、04年６月、仙台の男性が宝石店の女性従業員から電話で呼び出されるなどして計650万円の宝石類をローンで購入、男性はクーリングオフを申し出たが、女性から撤回を迫られ、自宅車庫で自殺をするという痛ましい事件もおきている。
「アキバで彼女達に薦められて40〜90万のアクセサリーを買ってしまったなんて話をよく聞きますよ。彼女達がメイドのコスプレしているのは、ぶっちゃけヲタクの食い付きがいいからでしょう。オタクは気が弱くて金持ってますから、上々のお客さんというわけですね」（事情通）
そう、彼女達はまさにメイドの服を着た悪魔だったのだ。いまも週末になれば、中央通り付近でアンケート用紙を持った魔性メイド女たちが、ピュアなヲタクたちに甘い声をかけている。注意！
（ゴンタ）
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