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『新戦争論』 【小室直樹文献目録】
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投稿者 そのまんま西 日時 2007 年 7 月 21 日 08:22:04: sypgvaaYz82Hc
 

『新戦争論』 【小室直樹文献目録】 一般文献 1981001

[ 書名 ] 『新戦争論』  
[ 副書名 ] “平和主義者”が戦争を起こす  
[ 著者 ] 小室直樹(文明史研究会代表)  
[ シリーズ ] カッパ・ビジネス (10)-66  
[ 出版者 ] 光文社  
[ 総頁数 ] 200頁  
[ 発行 ] 1981年05月30日初版1刷
1983年10月25日10刷まで確認  
[ ISBN等 ] 書籍コード (分)0-2-31-(製)01117-(出)2271
ISBN 4-334-01117-9 C0231  
[ 価格 ] 定価600円(1刷時)、定価650円(10刷時)  
[ 箱・帯 ] 箱無・帯不明  
[ 体裁 ] 新書判 17.2×10.7cm  
[ 図表 ] 無  
[ 注記 ] カバーの推薦文:山本七平、ホセ・マリア・アラネギ  
[ 分類 ] 図書

 まえがき

 1 “平和主義者”が戦争を起こす

      みんなが平和を愛した結果が第二次大戦となった

      戦争は個人の「心の内なる」問題ではない

      台風の上陸を法律で禁じようとする平和主義者

      日本の「平和主義者」は神州不滅主義者か

      ヒットラーの奇跡はなぜ可能だったのか

      猫を虎に育てたヒットラー

      戦争の決意ができずに崩壊したフランス

      「平和主義」という宗教は、「戦争」を過小評価している

      日本はうまくやっていると信じる人は「センス」のない人だ

 2 戦争を否定すると近代文明が崩壊する

      「戦争」と「けんか」はどこがちがうか

      戦争がないのが平和、というのはまちがい

      戦争とは、つける薬がないものにつける薬である

      日本の敵はソ連と決めつけるのは早い

      侵略戦争にも歴史の必然がある

      満州、朝鮮をめぐる「必然」とは何だったか

      真珠湾攻撃は、「突如」ではない

      全面降伏論は、まるっきりのナンセンスだ

      日本の非武装中立は白昼夢である

      尖閣列島、竹島問題の解決は例外

      北方領土は、戦争によらなければ返ってこないのか

      紛争をそのままにしておくと、文明が崩壊する

      戦争は、消極的な意味で、万能薬である

      「現状維持」をめぐる二つの正義

      第二次大戦で「猛毒」を除いて成長した日本

      「戦争」の語を、あまり法技術的な意味にとってはいけない

      オルテガ・イ・ガゼの戦争論

      建て前と実態があまりにはなれると、その国は破滅する

      日本は清帝国の二の舞にならないか

 3 国連の幻想と国境の思想

      ナンセンスな日本の「国連中心主義」

      国連とは、そもそも何だろうか

      「自衛」の名目さえつければ、何でも自由な国連憲章

      日本は国連の外様大名である

      平等主義は国連を弱くする

      国連はユニバーサルなものではない

      国連の事務総長は首相と同格と思う非常識

      変化すべきものを変化させまいとする矛盾

      多数決制度の致命的欠陥

      全会一致制で衰退したポーランド

      国連は戦争に代わる手段ではない

      国際社会を知るための鍵、「社会」と「結社」

      「そこにある」ものと「そこで作る」もの

      「憲法上それはできない」という弁解は成立しない

      西洋人は「社会」と「制度」の区別ができない

      国家権力は「解毒剤」である

      単一民族国家の日本は、「国家」をよく理解できない

      ソ連は国民国家に変質して、安全になった

      文化や経済には絶対的国境がない

      正義は「空箱」にすぎない

      国際法はまだ低開発段階になる

      真の平和主義とは何か

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[ 所蔵館 ] 国会図書館有(GE341-235)/都立中央有(3022/372/82)/大学図書館 NACSIS Webcat
[ 情報元 ] 『現代の預言者・小室直樹の学問と思想』 巻末 小室直樹主要文献 1981d → 1990d
[ 他文献 ] 1990年に、光文社文庫『新戦争論』(1990007)として、文庫化
[ 備考 ] (1) 刷情報:1981年06月30日5刷/1982年12月01日8刷
(2) カバーデザイン:長友啓典/イラスト:矢吹申彦/著者撮影:須原正親/本文イラストレーション:森本清彦
(3) 「ホセ・マリア・アラネギ」は色摩力夫氏のペンネーム(『国民のための戦争と平和の法』(1993002)「まえがきにかえて」参照)
[ 内容 ]  (以下、「まえがき」より一部引用)
 この本は、この文明史研究会の成果である。とくに、スペインの国際法学者、ホセ・マリア・アラネギ氏と私が中心になって、まとめたものである。


[ 更新日 ] 2005/03/02 | 03/12

http://www.interq.or.jp/sun/atsun/komuro/1981-1985/1981001.html

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