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マトリツクスの奴隷達
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投稿者 石工の都仙臺市 日時 2007 年 7 月 20 日 21:31:53: Gsx84HOp6wiqQ
 

(回答先: 斯くてカネは一瞬にして此の世から消え失せる、只のデータと化す 投稿者 石工の都仙臺市 日時 2007 年 7 月 20 日 21:29:23)

 
 
 
 
 
   默示録 第十三章 十六・十七・十八節
   彼は衆人をして大小貧富自主奴僕の別ちなく其の右の手或いは其の額に印誌を受けしめ、
   此の印誌或ひは獸の名或ひは其の名の數あらざる者をして買ふことをも賣る事をも得ざら
   しめん。此處に智慧あり。智力ある者は獸の數を計るべし、蓋し此れ人の數なり。
   其の數は六百六十六なり。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
    「沈默の兵器」の特徴

●沈默の兵器のテクノロジーの構成要素は公開の理想的改革案としても通用する
 一九五四年、影響力を行使出來る地位にゐる人々は、一般大衆が既成權力の寢臺に
手をかけて引つくり返すのは、たかだか數十年内と云ふ時間の問題に過ぎないと云ふ
ことを十分に理解してゐた。と云ふのも、新たなる沈默の兵器のテクノロジーの構成
要素は内密の理想的改革案として通用し、其れと同樣に、公開の理想的改革案として
通用するものだからである。<政治的序説>

●公衆の目には自分たちのために成ると見えるやうな新しい兵器を開發する
 此の目標に到達するために、究極のところ、操作原則がひじやうに高度で精巧であ
り、公衆の目には自分たちのために成ると見えるやうな、其の名を「沈默の兵器」と
呼ぶ一群の新しい兵器を開發し、確保し、適用する必要があつた。結論を云へば、研
究對象と成るのは、資本の所有者(銀行業)と商品産業(商品)とサービス[注・直
接生産以外の勞働]によつて運營されてゐる、全面的に豫測可能でかつ操作可能な經
濟體制である。<エネルギー>

●通常兵器に期待する事は悉く沈默の兵器に期待出來る
 沈默の兵器の開發者たちは、專ら機能の仕方と云ふ點に關しては、通常兵器に
期待する事を悉く沈默の兵器に期待してゐる。其れは將軍に代へるに銀行の
實力者の命令により、狙撃手に代へるにコンピュータ・プログラマが、銃に代へるに
コンピュータから、火藥に代へるに發生したデータにより、化學反応(爆發)に代へ
るにデータ處理によつて推進し、銃彈に代へるに状況を射撃する。其れは明白な爆發
音を伴はない。明白に肉體的或はlb的な損傷の原因と成る事なく、誰かの日
々の生活を明白に妨碍する事がない。然も、其れは明白に「ノイズ」を發生させ
る。明白に肉體的或はlb的に損傷を負はせ、明白に日々の社會生活を妨碍する。
求めてゐるものを知つてゐる、熟練した觀察者にはさう云ふことが明白に判るのであ
る。<沈默の兵器に就いての序説>

●大衆は此の兵器に攻撃されてゐる事が信じられない
 大衆は此の兵器を理解する事が出來ず、兵器に攻撃され征服されてゐる事が信
じられない。大衆は本能的には何か良くない事が起こつてゐると感じるが、沈默の
兵器の技術的な性質により、かれらが感じてゐる事を理性的な形で表現する事が
出來ないか、知性をもつて問題を扱ふことが出來ない。其れゆゑ、かれらは助けを求
める方法が解らず、沈默の兵器に對して自分を守るために他人と協力する方法が解ら
ない。沈默の兵器がじわじわと大衆を攻撃すると、大衆は(經濟經由で心理的な)壓
迫があまりにも大きくなつてマイつてしまふまで、兵器の存在に自分を合はせ慣らし、
生活への侵蝕を耐へ忍ぶことを學ぶ。<沈默の兵器に就いての序説>

●沈默の兵器は細菌戰兵器と同一タイプの兵器である
 沈默の兵器は細菌戰兵器と同一タイプである。自然と社會のエネルギーの源泉なら
びに大衆の肉體的、lb的、感情的な強さと弱さを知り、理解し、操作し、攻撃する
殊によつて、社會の各個人の活力、選擇の自由ならびに流動性に攻撃を加へる。
<沈默の兵器に就いての序説>

●沈默の兵器は初代ロスチャイルドのアイディアを成長させたものである
   自分に國家の通貨をコントロールさせよ
   さうすれば誰が法律を作らうと知つた事ではない
       メイヤー・アムシェル・ロスチャイルド(1743〜1812)

 今日の沈默の兵器のテクノロジーは、此處に引用したメイヤー・アムシェル・ロス
チャイルド氏が簡潔に表現し、效果的に活用した、單純なアイディアを成長させたも
のである。……勿論氏は二〇世紀に於ては、此れが大發見と成るとは考へては
ゐなかつたし、慥かに、數學的な分析は第二次産業革命、力學とエレクトロニクスの
學説、また、世界經濟コントロールを效果的に發揮するためにはエレクトロニクス・
コンピュータの開發を待たなければならなかつた。<理論的序説>

●「金力の外見をわがものにすれば人は金力を與へて呉れる」
 ロスチャイルド氏が發見した事は、上記の概念を經濟學に適用した、權力、影響
力、人民に對するコントロールに就いての基本的な原理であつた。其の原理は「金力
の外見をわがものにすれば、人は金力を與へて呉れる」と云ふことである。<ロスチ
ャイルド氏が發見したエネルギー>

●個人の好みまでもコンピュータ管理の下に置けるやうに成る
 産業構造のもとにある各個人の要素は、消費者本人である事を確認する(協會が
認定)消費者動向コンピュータ協會の識別(包裝に印刷されてゐる萬國製品コード
UPCのゼブラ縞價格コード)のやうに、識別された個人の好みも、コンピュータ管
理の下に置かれるやうに成る(クレジットカードの使用を經て、將來は番號が通常の
光の下では識別出來ず消える事のない「入れずみ」をさせる事によつて)。<經
濟學への適用>

●世界經濟をコントロールする科學を確立する
 ハーバード經濟調査研究所(一九四八〜)は、第二次世界大戰のオペレーションズ・
リサーチを擴張したものであつた。其の目的は、まづは亞米利加經濟、ひいては世界
經濟をコントロールする科學を確立する事にあつた。數學的な基礎とデータが十分
であれば、ロケットの彈道を豫測しコントロールする事と同じくらゐ、經濟の動向
を豫測しコントロールする事は容易であると思はれた。其のことは事實が證明して
きた。更に、經濟は目標に誘導されるミサイルに置き換えられてきた。……ハーバ
ードの直接の目的は、經濟構造、すなはち、構造を變へる力、構造の行動を豫測する
方法、其れを操作する方法を發見する事にあつた。<經濟的モデル>

●經濟衝撃テストによつて安い勞働資源を得る事が出來る
 航空機の機體衝撃テストでは、機體に搭載して發射させた銃器の反動の波動が起こ
す衝撃波が、航空機の部分か全體か其の翼かに、ギター弦やフルートの辯や音叉のよ
うな細かな或は荒つぽい振動を起こし始め、飛行中に崩壞するか空中分解するか
の状況を、航空エンジニアに知らせる。經濟エンジニアは、[經濟衝撃テストによつ
て]同じ結果を獲得する。すなはち、牛肉、コーヒー、ガソリン或は砂糖などの
主要商品を注意深く選んで、經濟と消費者大衆の動きを研究し、次には價格や有用性
に突然の變化或は衝撃を與へ、其れによつて、各人の豫算と贖買習慣を跡形もな
く斷ち切る。次いで、經濟エンジニアは、衝撃波に起因する廣告、物價、あれ此れの
商品の販賣に於る變化をモニターした結果を觀察する。かう云ふ研究の目的は、經
濟一般の動向や變化を豫測可能な状態にし、一般大衆が、ある種の「專門家」たちが
金のシステムをコントロールし、萬人のために(自由や正義よりも)安全を恢復すべ
きだと確信してゐる傾向を自滅させるノウハウまで得る事にある。實驗材料に成る
市民たちが、かれらの財政問題をコントロール出來なくなるとき、かれらは勿論
完全に奴隸化された、安い勞働資源と成る。<經濟衝撃テスト>

●金の流れと大衆の心理反応との間には數量で現はせる關係がある
 [經濟]衝撃テストによつて、經濟に於る金の流れと、被驗者大衆の心理的外見
ならびに反應との間には密接な關係がある事が解る。たとへば、ガソリンの價格と、
頭痛を感じ、暴力的な映畫を見たいと思ひ、たばこを吸ひ、ビールを一杯引つかけに
酒場に行かうとする人との間には、數量で現はせる關係がある。<經濟衝撃テスト>

●經濟破壞を通じて一般大衆を完全にコントロールするプログラムが得られる
 尤も興味深い事に、一般大衆がかれらの抱へる問題から逃れ、現實を逃避する經
濟モードを觀察、計測し、オペレーションズ・リサーチによる數字をあてはめると、
一般經濟の破壞(スモモの木を搖さぶる)を通じて一般大衆を完全にコントロールし
服從に持ち込む作爲的危機(衝撃)の尤もありうる組み合せを、コンピュータに豫見
させるプログラムを作る事が可能である。<經濟衝撃テスト>

●大衆から合法的強制力を使つて入手したデータにより作動する
 沈默の兵器システムは、從順な大衆から合法的(必ずしも道義的とは限らない)強
制力を使つて入手したデータにより作動する。沈默の兵器のシステム・プログラマに
とつては、國税廳を通じた大量の情報は利用價値が大きい。(國税廳の資料リストに
ある『亞米利加經濟の構造研究』參照)。此の情報には、納税者と雇傭者とが供給し
た奴隸勞働によつて提出され、收集され、計算された、聯邦ならびに州の徴税書類に
含まれた、よく系統だてられたデータの法的刊行物から構成されてゐる。其の上、國
税廳に提出された、此のやうな大量の徴税書類こそは、戰略意思決定の重要なファク
ターと成る、大衆の同意を示す有力な指標である。他のデータ資料に就いては「入力
項目の簡易リスト」を參照されたい。<同意‥勝利の第一歩>
 
 
 
 
資料2:靜かなる戰爭のための沈黙の兵器
http://www.asyura2.com/data002.htm
 
 
 
 
 

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