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段ボール入り肉まん試食…金萬福氏がレシピ元に作った [ZAKZAK]
http://www.asyura2.com/07/bd50/msg/197.html
投稿者 white 日時 2007 年 7 月 19 日 16:32:43: QYBiAyr6jr5Ac
 

□段ボール入り肉まん試食…金萬福氏がレシピ元に作った [ZAKZAK]

 http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071827.html

段ボール入り肉まん試食…金萬福氏がレシピ元に作った
甘味、風味なく…“濡れた紙”の食感

 「中国もここまできたか」と、世間をビックリ仰天させた段ボール肉まん。偽装肉の「ミートホープ」社もかすんでしまうほどの衝撃だ。4000年の味で鍛えられた北京市民でさえ、知らずに食べていたという。豚脂に段ボール…本当は相性がいいのかも。テレビでもおなじみの中華料理人、金萬福氏(53)に、大いに腕を振るっていただいた。

 「ニュースを見ながら、中国の店のレシピそのままに作ってみたよ」

 JR宇都宮駅近くの東武ホテルグランデにある人気中華料理店「竹園」で、萬福氏は記者の到着を待っていた。たどたどしい日本語が懐かしい萬福氏は現在、竹園で総料理長を務めている。

 萬福氏は事前に用意した不気味な茶色の“段ボールミンチ”を取り出した。「沸騰したお湯に苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を溶かして、そこに段ボールを5時間ほど浸し、取り上げてからよく水洗いして包丁で叩いてミンチにしたよ」

 同胞の愚行に呆れ顔を浮かべつつも、作り方については妙に詳しく、手際もいい。


段ボール肉まん(右)の方が豚肉100%肉まん(左)よりも若干黒め。知らなければ旨そうにも見えるが、口にしたら確かに“紙の感触”が…

 苛性ソーダは石鹸の原料などとしてよく使われ、毒物及び劇物取締法で劇物に指定されている。それに浸すことで段ボールの繊維が壊れ、黒っぽく変色するという。萬福氏の店では掃除用に使用しており、「調理には絶対使わないよ」と強調した。

 劇物に詳しい神奈川大経営学部の常石敬一教授は、苛性ソーダについて、「触れれば皮膚はただれ、目に入れば失明する可能性もある。濃度の高いものを口にすれば、すぐに気付いて吐き出すだろうし、仮にも人体に入れば、即死はないまでも、内臓がただれ、やがて死ぬ」と説明する。

 ただ、「肉まんを作る工程で、煮込んだり蒸したりする間に、苛性ソーダはぶっ飛んじゃうと思うよ。それよりも気になるのは、段ボールに印刷されたインクに含まれる鉛などの重金属類。これは煮ても焼いても残るし、人体には非常に危険」という。

 萬福氏はこれまたレシピ通りに、段ボールミンチと豚ミンチを6:4の割合で混ぜ、よくこねると生地で包んで、蒸し器に並べた。待つこと12分。フタを開けると湯気が上がり、中の肉まんはいかにも美味しそう。取り出して割ってみると、豚100%の肉まんよりも若干黒みがかっているが、香りは肉まんそのものだ。

 怖々パクついてみた。食感は知らずに食べれば気付かないかもしれない。しかし、従来の肉まんと食べ比べると、豚肉の甘味も風味もなく、肉汁も少ないことに気付く。さらに、噛み続けると、“濡れた紙”の食感が口の中に広がり、耐え切れずに吐き出してしまった。

 こうした“毒まん”が中国で売られる背景について、萬福氏の下で働く中国人シェフは「今、中国では養豚業者が激減し、豚が高騰している。だから、店がコスト削減でやったのだろう。普通の肉まんの原価が40円だとすると、段ボール肉まんは10円ぐらい」とスラスラと解説してくれた。

 萬福氏も「当局の取り締まりは年々厳しくなっているけど、何しろ中国は広い。ほかにもいろんな悪いことしている業者があるよ」と、今回の件が氷山の一角にすぎないと睨む。

 来年に北京五輪を控えた中国。当局も取り締まりの強化に乗りだしたが、今度はどんな“食材”で世間をあっと言わせてくれるのだろうか。

【騒動の経緯】

 北京市朝陽区の露店で段ボール入りの肉まんが販売されていたことが発覚。中国中央テレビの取材に、販売業者は、「コストを下げるために行っている。自分では食べない」と疑惑を認めた。北京市警察は業者の摘発に踏み切ったが、主犯格とみられるオーナーは依然逃走中という。

 問題の肉まんは、段ボールと豚肉のミンチを6:4の割合で混合。段ボールは、劇物として指定される苛性ソーダに浸し、黒っぽく変色させた上でミンチにしていた。市当局の立ち入り検査で、業者が病死した豚の肉を使用していたことも発覚、製造工場はハエが飛び交い、犬のフンが付着した器具もあるなど、極めて劣悪な衛生状態だった。

 毒入り歯磨き粉に水道水ウオーター、残留農薬2倍のきくらげなど、中国製品の脅威の実態が相次いで発覚する中、まさにトドメとなった。



(1)劇物・苛性ソーダ効果で不気味な茶色に変色した段ボールミンチ


(2)豚肉4に対し、段ボールミンチ6を混入。並べるとその色味の違いは一目瞭然


(3)混ぜたらあら不思議、旨そうなミンチに化けちゃった


(4)生地で包んで蒸せば、ホクホクの“偽装肉まん”の出来上がり

【関連記事】
◆ミートホープもびっくり? 中国「段ボール肉まん」 (07/12)


ZAKZAK 2007/07/18


▽関連記事

仰天! 段ボール紙詰めた肉まん販売 比率は約6対4 [サンケイスポーツ/共同]
http://www.asyura2.com/07/asia8/msg/661.html
投稿者 white 日時 2007 年 7 月 12 日 09:02:38: QYBiAyr6jr5Ac

段ボール肉まんはやらせ 中国TVが謝罪 [中日新聞]
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投稿者 white 日時 2007 年 7 月 19 日 00:46:39: QYBiAyr6jr5Ac

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