★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ50 > 171.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□「怒!」道を知らないタクシー運転手 [日刊ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3233638/
「怒!」道を知らないタクシー運転手
2007年07月15日10時00分
ニューヨークの流しのタクシー、イエローキャブの運転手はほとんどが外国人。英語もブロークンなら、道も知らない。カーナビなんかつけてない。それでも何とか勤まるのは、マンハッタン島は世田谷区ほどの広さしかなく、しかもミッドタウンは碁盤の目。その中をちょろちょろ運転している分にはいいわけだ。あとは空港とマンハッタン間の往復の道順を知っていれば何とかなる。
客がマンハッタン以外の場所、例えばブルックリンやクイーンズ、果てはブロンクスに行くときは乗車拒否すればいい。もちろん、運転手による乗車拒否は違法だが、道が分からないままに乗せられて、大ゲンカした揚げ句に途中でほっぽり出されるより拒否された方がまだいい。夜中クイーンズでほっぽり出されたときは、死ぬかと思った。
最近は、市の治安向上に伴い、運転席と後部座席間に防弾ガラスをはめたタクシーを、ついぞ見なくなったのはいいことだ。運転手が強盗に殺される事件もここ10年くらい聞かない。運転手による旅行者への運賃ぼったくり件数も激減した。20年前は、JFK空港からマンハッタンまでせいぜい30ドル程度(当時の為替だと6000円くらい?)のところを、200ドル(約4万円)以上払わされた日本人旅行者が続出したものだ。
最近の問題は、治安安定にあぐらをかく運転手が、客を乗せていようが空車で流していようが、四六時中携帯電話で無駄話をしていること。注意散漫、プロ意識ゼロ。
こういう劣悪なタクシー文化を生き抜いている筆者としては、たまの帰国の際、東京でタクシーに乗ると、親切な運転手に心打たれ、「やっぱり日本はいい」と思うわけだ。
しかし、この6月の帰国で、この絶対の信頼感が崩れた。カーナビを使っても目的地にたどり着けない運転手がごろごろいるのは、一体どういうことだ。ニューヨーク帰りのお上りさんとしては心細いことこの上ない。来年私が帰るまでに何とか改善しておくように。
(ささききん・NY在住)
【2007年7月12日掲載】
▲このページのTOPへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ50掲示板
フォローアップ: