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(回答先: カルト教団？元社保庁職員？ トイレ1万円札「主」の正体 [J-CASTニュース] 投稿者 white 日時 2007 年 7 月 12 日 20:17:33)
□各分野の専門家が迫る…トイレの諭吉さん“犯人”像 [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007071318.html
各分野の専門家が迫る…トイレの諭吉さん“犯人”像
手紙の主は「教祖」 仏教系の新興宗教？
北海道から沖縄まで、全国１９都道府県の役所のトイレに１万円札をバラまき続ける「トイレの諭吉さん」。置き去られた４５４枚のお札と直筆の手紙の目的は何か。敬虔（けいけん）な仏教僧か、単なる愉快犯なのか。犯罪、宗教、心理の各分野のスペシャリストが正体に迫った。
元警視庁捜査１課長の田宮榮一氏（７４）は、「仕掛け人は複数。ゆがんだ仏教思想を共有する全国ネットワークで、独自の宗教倫理を達成しようする新宗教集団」と分析する。
直筆で手紙を記す首謀者については、「教祖的人物。文章や落ち着いた筆跡から見て、６０−７０歳の男性」とし、資金の出所は「恵まれない環境の中で、長年必死に築き上げた財産の一部。これらを善意の行為として他人に施すことで、自身も発見者も救われると思っている」と推測した。
役所のトイレに置き去られている点については、「役所というのは管理の象徴。憎むべき対象の内側から施しを行い、“積善の徳”（善を積むことによる徳）を、より完全なものにしているのだろう」しながらも、「法は犯していないが、私にいわせれば独りよがりの単なる自己愛。迷惑行為に変わりはない！」と切り捨てた。
トイレの洗面台に置き去るという不可解な行為を、「近年、一部の仏教系新興宗教に見られる“トイレ重視”の教義を拡大解釈している可能性がある」と予想外の理論を展開したのが、宗教ジャーナリストの室生忠氏（６３）。
仏教用語を用いた文章については「中身は仏教を少しかじっていれば誰でも書ける」とバッサリ。手紙の冒頭にある「同封の遺産金を使って…」の一節に着目し、「大きな遺産を引き継いだ何者かが、単独で起こしている大掛かりなイタズラ。仏教僧などではなく、単なる宗教マニア」と分析した。
近年の仏教系新興宗教には、不浄の象徴であるトイレを重要視する流れがあり、過激な教団では他人の家の便器を、素手で掃除をすることもあるという。「各地の役所のトイレを“不浄の巣窟（そうくつ）”とみなし、さらにその中で密かな善行を積むことで、メディアの注目も集まることに快感を覚えた単独愉快犯」と結論づけた。
長年特殊犯罪の心理分析に携わってきた専修大学名誉教授、森武夫氏（７８）は「私が過去に取り扱ったお札ばらまき事件では、精神に多少のダメージを負った人間が犯人のケースが多かったが、“積善の徳”という目的が見える今回のケースには当てはまらない。自分なりの秩序をもって、１枚ずつ丁寧に分割するあたり、精神的ゆとりがあり、生活拠点もしっかりした、気位の高い個人ではないか」と推理。
「人格に乱れがない。手法はともかく、全国を行脚し、万人に功徳を施すという意志が、明確に感じられます。社会的地位の高さすら感じる。多額の資金も、犯罪にかかわるような黒い金ではないだろう」とし、単独だが愉快犯ではないと分析した。
まだまだ見えない「トイレの諭吉さん」の素顔。でも、本家「トイレの花子さん」よりはましかも！？
【手紙全文】
報謝 一人一封
本日御来場の貴殿へ
同封の遺産金一万円を修行の糧としてお役立て下さい
そして人として大事な 心に悪しき事を思わず汚れなき心を
持ちあらゆる善き行為に励んでいって下さい
そうすれば積善の徳を通して世に貢献するばかりか
あなたの過去とあなたの家系にまつわる罪障をも滅して
ゆく事になるのです
お幸せになって下さい 合掌
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ZAKZAK 2007/07/13
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