★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ49 > 581.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
先日参加した会合はなかなか有意義ものだった。僅かな時間で充分な話ができなかったが、割と関心が高い若い方が大勢いて、日本の将来に勇気付けられた。次回も参加してみたいと思っている。さて、危機管理としては、私も会場で指摘しておいたが、資源・エネルギー・食料・水、そして軍事面、情報管理面、戦略的思考が必須であろう。
当方も、昨年10月に続いて、先週、某所で講演し、更に今年9月にも講演するが、資源・エネルギー・食料・水を巡る現状と、世界的・歴史的な規模での解決策を提示している。その内の幾つかは、ノーベル賞クラスの大発見でもあるが、日本の政財官界は殆ど危機意識もなくノウ天気である。
今や、世界は、資源・エネルギー・食料・水が投機の対象となり、壮絶な争奪戦が始まっているが、果たして間に合うのやら、国民の意識変革・覚醒との戦いでもあり、最早、時間との勝負になってきた。
講師の方が言っていたような、古典的な世界大戦は最早無いのではなく、東西冷戦終結後、世界は新たな対立構造に入っている。ユーロとドル、ルーブルなどの通貨戦争、大陸国家群と海洋国家群との地政学上の対立、ユダヤ教・プロテスタントと、イスラム教・カトリック教との対立、他に資源・エネルギーなどを巡る争奪戦が次第に表面化していくことだろう。
なお、既にオーストラリアは6年続いて大干ばつであり、昨年度は、収穫量が前年比でトーモロコシが9割減、小麦・大麦が6割減です。目下、大英連邦諸国が集まった秘密会議で、オーストラリア国民2200万人の半分の1100万人をカナダやアメリカなどの北米に強制移住する計画も検討されているようだ。
中国も河北で大干ばつが続いて深刻な水不足であり、水を求めて対外的に暴走する危険もある。今正に、世界は地球的規模で異常気象が拍車を掛けて、資源・エネルギー・食料・水を巡って、大破局が急迫化しているのである。戦争は何も狂気の指導者が暴走するものではなく、気象異変から農業に打撃を与え、これが工業にも影響を及ぼし、最終的に武力進出に繋がっていくのであり、これは歴史が証明しているものである。
既に国家が解体され、国家が消滅しているワンワールドの世界が達成された状況ならば、国家間の戦争は有り得ないが、国連が機能していない面が多く、世界は未だに国家として機能し経済的にも外向的にも対立しあっているのである。その延長上に、どうしようもなくなった時点で、地域間、国家間の戦争となっていくのであろう。
▲このページのTOPへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ49掲示板
フォローアップ: