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□林マサ一族劣勢模様…吉本興業いよいよ株主総会 [ZAKZAK]
http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_06/g2007062115.html
林マサ一族劣勢模様…吉本興業いよいよ株主総会
お家騒動が続く吉本興業の株主総会を1週間後に控え、吉本興業の“大家”といえる大成土地(大阪・中央区)の株主総会が開かれた。大荒れが予想される吉本株主総会の前哨戦として注目されたが、これまで吉本興業と暴露合戦を繰り広げていた創業家一派の林家の劣勢が鮮明に浮かび上がった。
「総会で良く分かったのは、林マサ夫人と息子の正樹氏が孤立しているということでした」
19日に開かれた株主総会について、吉本興業関係者はこう振り返る。
大成土地は吉本興業の大阪本社が入る難波グランド花月や東京本社が入る東京・神保町のビルなどを所有している。
株主は、吉本興業と争っている創業家一派の林家一族が4割強、沈黙を守っている同じく創業家一派の吉本家一族が4割弱、吉本興業が20%弱を所有する。大成土地は吉本興業の筆頭株主でもあり、吉本株の9.6%を所有している。
株主総会には林家のマサ夫人と吉本家代表の吉本公一氏ら親族一同、吉本興業の吉野伊佐男社長らが出席。来週の吉本興業の株主総会での大成土地の出方が注目されたが、吉本関係者は「大成土地としては吉本興業の株主総会で特別なことはしないということになりました」と打ち明ける。
吉本現経営陣の批判を続けてきた林家は、来週の株主総会に向けて多くの株主の賛同を得ることをもくろむ。実際、マサ夫人の代理人である的場悠紀弁護士が総会前、親族一同に争いの経緯をマサ夫人の立場で説明する一幕もあった。
だが結局、「吉本家などは、そうした林家の動きに乗らないということが明確になった」(吉本関係者)という。林マサ夫人、息子で吉本社員の正樹氏らも取締役に名を連ねる大成土地の役員人選についても、結論は持ち越しになったという。
吉本関係者は、こうした状況となった理由を、こう解説する。
「マサ夫人らは中田カウスと暴力団との繋がりを暴露するなどしてきた。ただ、事実を冷静に見れば、カウスが暗躍した原因は、すべて亡くなった林裕章元会長らの不祥事にあったことが分かる。だから、ほかの大株主はマサ夫人の言い分に賛同できないのだろう」
吉本興業は吉本泰三・せい夫妻が1912年に設立したが、泰三氏の急死後、せい夫人の実弟だった林正之助氏が吉本を大きく発展させた。そして、裕章元会長まで林家が経営の実権を握り続けていたため、マサ夫人が創業家当主を名乗る状態となっている。
吉野社長は、19日の結果に「かなり喜んでいたようだ。吉本興業の株主総会も大波乱は起きず、なんとか乗り切れるという自信を深めたのだろう」(吉本関係者)。
一方、的場弁護士は、来週の総会に向けて「株主の委任状集めるとか負ける戦はしませんよ。でも、今度の株主総会は、この問題の終わりではなく第1幕の終わりでしかない。第1幕も終わりは面白くしなくてはいけません。それなりの演出は準備しているので楽しみに見ていてください」と不敵に語る。
吉本は一連の騒動の過程で、暴力団との接点を認めた中田カウスを庇う姿勢を見せているほか、中邨秀雄元会長らを巡る巨額な使途不明金疑惑への対応も、いまだ明らかにしていない。
26日の“本戦”が注目される状況には変わりはないようだ。
ZAKZAK 2007/06/21
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