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(回答先: 親の理不尽な要求、抗議に学校苦慮…読売調査 投稿者 white 日時 2007 年 6 月 18 日 16:31:39)
□なぜ、うちの子がピラミッドの上でないのか? 保護者とトラブル、訴えられたら… [IZA]
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/57539/
なぜ、うちの子がピラミッドの上でないのか? 保護者とトラブル、訴えられたら…
06/17 18:06
■先生の訴訟費用保険加入が急増
学校に対する保護者の理不尽な要求が問題となるなか、仕事に関するトラブルで訴えられた場合に弁護士費用などを補償する「訴訟費用保険」に加入する教職員が急増している。東京ではすでに公立校の教職員の3分の1を超す2万1800人が加入した。いつ保護者に訴訟を起こされるか分からないとおびえる教師たちの姿が浮かぶ。
公務員の訴訟費用保険は、職務に関連した行為が原因で法的トラブルに巻き込まれた際、弁護士費用や損害賠償金などを補償する保険。東京では都福利厚生事業団が窓口となり平成12年から都職員の加入を募集。保険料は月700円だ。
事業団によると、加入者は教職員が突出して多く、3月現在で全体の約7割を占める2万1800人。導入した12年当時は全体の2割の1300人だったが、口コミで急速に広まったようだという。同タイプの保険を扱う大手損害保険会社でも、個人で加入する教職員が全国的に目立っているという。
ただ、実際に都内で同保険が適用され、弁護士費用などが支払われたケースは過去7年間で約50件といい、不安が先行している面もあるようだ。
事業団の保険に加入している都内の公立中学の校長は「下校途中に車にいたずらして壊した生徒の親が、修理代などを学校側に求めてくるケースもある。どんなことで訴えられるか分からない」と話した。
◇
■現場苦悩 弁護士と連携「相談窓口」
教師の自宅に毎晩長時間の電話をかけるなど、理不尽な要求や無理難題を突き付ける保護者たち。対処に悩む教育現場では、弁護士の相談窓口を置いたり、対応マニュアル作りを進めるなどの動きが始まっている。
≪自宅にも電話≫
大阪のある教師の自宅には、保護者から毎晩電話がかかり、その日の子供の活動を細かく報告させられたという。電話は半年間続き、1時間半に及んだことも。
このほか、運動会の組み体操をめぐり「なぜうちの子がピラミッドの上でないのか」と抗議されたケース。離婚係争中の配偶者が子供と一緒に下校したことに腹を立て、学校の責任を追及されたケース。体育祭の音がうるさいと損害賠償を請求されたケースも。
都内の小学校長によると対応した教員が体調を崩すこともあるという。
≪マニュアル≫
東京都港区教委は今月、教育問題などに詳しい5人の弁護士と契約し、区立小・中・幼稚園でトラブルがあった場合に、校長らが法律上の問題などを相談できるようにした。
保護者対応で学校と弁護士が連携する取り組みは全国的にも珍しく、区内の中学校長は「いざというときに外部に相談できる制度があるのは安心」と話す。
大阪市教委は、保護者対応のマニュアル作りを進めている。市内で起きたトラブルをもとに、20件前後の事例について解決策などを示す方針で、「保護者の要求を無理難題とはねつけるのではなく、相互理解の上に円滑に対処するのが狙いです」と担当者は話す。
福岡市教委は3年前から、保護者のクレームなどに応じる第三者機関「学校保護者相談室」を設置。校長OBらが電話相談に応じ、学校の負担軽減に取り組んでいる。
≪父親もクレーム≫
なぜ最近、理不尽な要求が増えたのか。クレーム問題などを考察する「学校保護者関係研究会」のメンバーで、立川第一中学校(東京)の嶋崎政男校長は、「地域のつながりが薄れる中、子供を通じて接点のある学校が、もっとも苦情の言いやすい場所になっているのでは」と分析する。
嶋崎校長によれば、最近は父親からのクレームも目立つという。中には「解決までの日数を明確にしろ」「数値目標を示せ」などと問いつめるケースも。
嶋崎校長は「おそらく会社で同じことを言われているのだろう。ただ、保護者にも言い分はある。対立するのではなく、学校と保護者が信頼し合う環境づくりを、地域や教委が一体となって行うべきだ」と話している。
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