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[カトマンズ 21日 ロイター] 「汗をかく」ヒンドゥー教の神の像をひと目見ようと、ネパール東部の田舎の村に何百人もの人々が押しかけている。これは政変や自然災害の兆しではないかと心配されているようだ。
カトマンズから車で2、3時間のドラカ村にある寺院にある神の像が汗をかいていたと、目撃者たちは語っている。
「私は、黒い石像の右側が汗で濡れていくのを見ました」と、寺院の管理委員会の議長クリシュナ・シュレスタさんは言う。
「これは何か大きな政変や天災のようなものを示しています」と、彼女はつけ加えた。
「私たちは許しを求めて特別ないけにえと祈りを捧げなければなりません」
ネパールのヒンドゥー教では一般的に、神を鎮めるのにヤギや雄鳥などの動物をいけにえに捧げることが行われている。
神の像が汗をかく現象は2001年、ビレンドラ王とその他8人の王族が射殺されたネパール王族殺害事件の数カ月前にも確認されたと、国内メディアは報じている。
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