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国民性の変革には思い切って日本語を捨てることだ
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投稿者 仙経顕聖 日時 2007 年 5 月 10 日 22:08:00: BhKV8MVi3DaqQ
 

 日本人のお人好しで曖昧情緒的な無責任で自分中心の利己的な国民性を打破するためには、過去の歴史を清算していかねばなりません。その歴史とは皆が猛反対するものでしょうが、実に、日本語を思い切って捨てることだと思います。そのための歴史的記念碑としての著述を出版しましたが、実に猛反対の大合唱ですが、一部に感動される方もおられます。

 皆が無意識に、何ら疑問も懐疑もなく当然に思っている日本語自体が、本来の縄文日本語ではなく、朝鮮古語に冒され、中国語漢字によって侵略され、今や英語カタカナ語の大氾濫で、あり、日本語はずたずたに引き裂かれたクレオール言語(崩壊言語)に堕落しております。実に、言葉の乱れというものが国民性に密接に反映されております。これまで表面化しなかったのは、地政学的長所でもあった閉鎖的な島国の影響でしょうが、今や、グローバル化とともに、国境も消滅しつつあり、人、物、金が自由に往来する中で、益々、アイデンティティの喪失が喧伝されております。かつて、国内摩擦回避に向けて、曖昧情緒的な長所の時期もあった日本語自身が、今や、対外摩擦を生んで、曖昧無責任な言語となって、実に大いなる欠点と化してしまったと言えるでしょう。

 敢えて日本人が日本語を捨てなくても、次第に日本語は曖昧性故に、乱れ乱れて崩壊し、最後には消滅して行かざるを得ないでしょう。恰もちょんまげや和服と同じものでしょう。これも仕方ないものと思っており、要するに、積み荷を思い切って捨てて船を残存させるかの選択であり、難破寸前でしか判断できないものでしょう。正に、積み荷の伝統文化と言われた日本語を思い切って捨てて日本丸の安泰を図るかでしょう。これも国家非常事態の下でしか判断できません。

 さて、日本人とは何かというアイデンティティ探しが盛んですが、当方は何も日本語を話すから日本人であるという固定観念は捨てていく必要があると思っております。むしろ日本人を日本人たらしめるのは信仰観であり、宗教観であろうと思います。そこで、神道、仏道、儒教などを融合した新たな宗教観の確立が必須となってきます。これに共鳴するものは、外国人でも誰でも良いと思います。逆に言えば、日の丸や国旗も含めて反対するものは、日本語を話していても、敵対勢力とみなすことが大事となってきます。この辺の割り切りが出来ないと、一体誰が同胞であり、敵なのかが全く見えてきません。

 これはユダヤ人に対しても言えます。ユダヤ人たらしめるものは、実にユダヤ教であり、何もヘブライ語ではありません。因みに、日本人の中に古代ユダヤ人が流れ込んできているという指摘もありますが、確かに事実でありますが、この古代ユダヤ人は、今や日本人なのであります。郷に入って郷に従ったものは日本人であり、その意味では、朝鮮人や中国人の場合には、何時までも、本来の日本人に成り切っていないようです。

 ところで、大和朝廷も古代ユダヤ国家と言うことを封印し隠匿して出来た国家です。文献や書き言葉を抹殺し排除しましたが、話し言葉や語句の片鱗に残存したということでしょう。古代ユダヤは、紀元前735年、500年、紀元後500年(秦氏)と三派に分かれて流入してきましたが、数え方の内、「イチ、ニ、サン、シ(イー、アール、サ、スウ)」の中国式と、「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ」の縄文日本式と、「ひ、ふ、み、よ」のユダヤ式人称があり、地域名でも風習でも、民謡の囃子言葉でも、実にユダヤの痕跡が多くあります。

 因みに「倭奴」(やまと)の意味も、もしも日本が古代ユダヤ国家であったならば、昔も中国から「猶太」(ユダヤ)と獣偏で軽蔑されていたことでしょう。恐らく、当時の古代ユダヤ政権は、中国と交渉して、「猶」を「倭」に代えさせたところ、中国側からは、生意気と思われたのか、「太」を「奴」に変更されたものでしょう。なお、「倭」にはユダヤの痕跡が残存しているものであり、即ち、「委(ゆだ)ねる」に残存しており、決して偶然ではなく、漢字は当て字であった背景からも理解できます。何故に古代ユダヤの痕跡を抹殺したのかと言えば、実に、漢字の流入であり、仏教の伝来であったように思います。

 ところで、昔から日本人の国民性を糾弾する評論もありましたし、今でも現状を憂う方もおりますが、解決策は全く提示できていません。精々が正しい日本語、美しい日本語で誤魔化しております。先日も、売国奴的日本人や日本の破綻する現状を糾弾する藤原氏に対して、竹村健一氏が「一体どうすればいいのか」と質問していましたが、「漢字を徹底的に教育する」と言っていましたが、漢字とは中国語であり、黄文雄氏などは「漢字は魑魅魍魎の世界で、権力者にとって都合の良い解釈を生み出し、創造力を無くすもの」と断定しております。正に、当方の指摘と合致するものですが、それでも解決策の提示にまでは至っておりません。

 なお、中国も朝鮮もベトナムも漢字を廃止しても、400ほどの音節により、意味が通じるものですが、残念ながら、日本語の場合には、曖昧単純な極めて少ない音節数により、漢字を廃止すれば、同音異義語が氾濫し、今でも会話中で、「どんな漢字を書くのですか」と質問しなければならないほど、漢字・中国語とと運命共同体、心中共倒れになっており、アラビア語以上の難解な言語間隔では、国家社会の衰退に益々拍車が係っていくものですが、この因果関係に気付いている方は皆無でしょう。

 今や歴史の総決算とは、朝鮮や中国に蹂躙された伝統・文化との決別であり、決して大東亜戦前後の一時的な歴史の見直しではないのです。悠久の歴史的総決算でなければならないのです。なお、今や日本乗っ取りのために、必要とあれば、内乱を画策している勢力は、某外国勢力のS学会と言えるでしょう。肉を切らせて骨を切るの大胆な発想が出来ないのも日本人の性というものでしょう。彼ら伝来の言語を駆使している限り、思考的にも感化蹂躙されており、脱却は不可能でありましょう。

 それでも次第に、S学会も後継者争いから衰退気味であり、邪悪な想念波動が次第に衰退化しているのも事実であり、今や最後の悪あがきともなっているように思います。何れにしても、最後の闇と光との決戦が近付いているように思います。最早、人間の力を大きく超えた宙天よりの大掃除が始まっております。これに最初に気付き、懺悔、覚醒するものは、自縄自縛、自滅、自壊を感じ取った最も邪悪で悪魔的な連中と言えるでしょう。

 当方は、最大の敵はユダヤであり、朝鮮や中国でありますが、敵は国内外におり、実に本来の日本人自身も、敵に寄生され支配され冒された敵側とみなしており、共倒れによる一掃が必須と見ており、むしろ高みの見物を決め込んで、世界の大崩壊後の、歴史的且つ世界的な、文明史的且つ革命的な、新たな国家社会の建設を展望しているものです。

●『国民性変革のために「思い切って日本語を捨てる日」−日本人の国民性では駄目だ!』(300頁 2100円 新風舎 二〇〇六年四月発刊) 

仏身顛化の聖心先生のご指摘だった!
国民性変革への解決策は、宙天よりの広大無辺の仏智恵による真理であろう!

 今や深刻化する国家社会の衰退破綻・堕落崩壊の原因が、日本語の乱れや欠陥にあるように推察する。平仮名の大和言葉による本来の正しい日本語は、自然のリズムや宇宙の響きと調和して左脳を活性化し、情緒的で穏和な語感を有した素晴らしい言語だが、一語彙に複数の意味を有し曖昧模糊の面があるのも確かだ。

 現在の日本語は朝鮮古語や漢語や英語などの外来語を取り入れて複雑高度に進化してきた。本来の日本語に内在する特徴として、主語や意味・意志の不明瞭性等が指摘されるが、これが白黒、善悪、優劣、諾否等を曖昧にし、非難や対立を排して穏和を尊ぶ国民性を形成してきた。しかし他方で曖昧模糊の情緒的で穏和な響きの日本語が、迅速性や主体性、正確性の欠如から意志・主張・批判・評価・結論を回避した優柔不断性、内向き思考、そして複雑な敬語を形成して形式重視の国民性を形成してきた。

 今やグローバル化と共に、日本語の欠陥面が国民性にも悪影響を及ぼして、無責任、問題解決先送りの体質に蝕み、国家社会を迷走溶解させる元凶になった。世界への日本文化の正しい発信や、諸改革の根幹である国民性の変革に向けて、今や日本語を根本的に見直して大胆な改訂が必須だ。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4797479833
http://www.pub.co.jp/pdf0401/4-7974-7983-3/060411.jpg

● 参考文献:『ミッドウェー』淵田美津雄・奥宮正武著 朝日ソノラマ刊
「悲劇に追い込んだわが国民性」445、6頁参照

          7 悲劇に追い込んだわが国民性
 こうして敗因を分析してみると、思い当たることは、これらの敗因がわが国民性に直結していることである。
 いま、敗因を分析して検討してみれば、もちろん兵術上の数々の戦訓を見いだすことができる。しかし戦争を放棄した日本にとって、今後この戦訓を再び戦いに活用することはないであろう。
 だからといって、回顧するのも不愉快な過去の戦争のことなどについては、耳を覆い、目を閉じ、口をふさいで、闇から闇へ葬っていいわけのものではない。敗戦とは天文学的に高価な代償の所産である。その敗因を徹底的に分析することは、日本国民として、まことに心の痛むところであるが、これについて逃避的であってはならない。真実を掘り起こし、その因果を見極めて、今後のわが国のあり方についての貴重な教訓としなければならない。
 ここに敗因を分析する意義がある。そしてそれは単に兵術上の原則やエラーをさぐることではなく、わが国民性への反省でなければならない。
 この立場に立てば、ミッドウェー海戦は、わが国民性の欠陥を、見事にあばきたてた戦いであった。これまで述べてきた数々の敗因には、その根底にことごとくわが国民性の欠陥が潜んでいる。合理性を欠くわが国民性は、やることなすことが行き当たりばったりでき相互の間に理屈が合わない。セクショナリズムの国民性は、ものをみる視野が狭く、やることが独善的である。因襲から容易に抜け切れない国民性は、気がついても、ただちに一八〇度転換の進歩的革新を行うことができない。熱しやすく冷めやすい国民性は、すぐ思い上がって相手を見下げる。かと思うと自主邁進の気迫に乏しい日和見的な国民性は、他力本願になりやすく、卑屈な事大主義ともなる。合理性を欠くために、希望と現実を混同して、慢然とことに臨み、敗れてのち、初めて名論卓説を述べる。
 数えたてればきりはないのだが、事実これらの国民性の欠陥が、ことごとく圧縮されてこのミッドウェー敗因に現れている。
 個々の戦士や部隊の、称賛に値する努力も犠牲もなんら報いられるところはなかった。大の虫を生かすために小の虫を殺すということは知っていても、それを具体化する研究も訓練も積まれていなかった。つまり団体としては未完成だったのである。
 これが日本の国民性の欠陥である。そしてわれわれの不幸の原因はここにあった。

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