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□イギリスの新聞の発表する「ピンク・リスト」 [ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報]
http://amesei.exblog.jp/5328113/
2007年 05月 04日
イギリスの新聞の発表する「ピンク・リスト」
アルルの男・ヒロシです。
イギリスのマスコミをここ数日にぎわせている話題は、イギリスの石油メジャーのCEOだったジョン・ブラウン卿の同性愛の愛人問題です。ジョン・ブラウン卿は、同社のCEOとして、BPとアモコの合併を主導してきたなど、イギリスの財界ではかなり有名で尊敬されていたはずの人だったのですが、数日前に、同性愛者の愛人の青年に社費や会社のスタッフを使って、携帯電話の着メロ会社の設立を支援していたことが暴露されてしまいました。
ブラウンCEOは、既に、アメリカのテキサス州での精油所での火災事故の責任を取って、9月に早々と退任することが決まっていて、後任には同社の技術職から上がってきた、トニー・ヘイワードという人物が就任することが決まっていたのですが、この愛人への会社経費流用問題が突如、「デイリー・メール」か何かのゴシップ紙に流れてしまった結果、ほぼ即日退任。彼は、FTに「イギリスで最も尊敬されるCEO」として選ばれていたはずなのですが。
テキサス精油所の問題では、ブラウンCEOばかりが批判を浴びて、会長であった ピーター・サザランドはそのまま居座っています。サザランドは、イギリスのゴールドマン・サックス・インターナショナルの重役会メンバーで、ブラウンもBPを退職後はGSに入社する予定だったらしいですが、この愛人問題が発覚したせいで当初の退任時期の9月までにもらえるはずだった役員報酬もパー。ゴールドマンの就職話もパーになってしまったとか。
問題の焦点は、おそらくは愛人が同性愛者だったということもありますが、基本的には愛人に会社のお金とスタップを使って、援助を行ったということなのだろうと思います。しかし、ボードルームというのはそういう話が結構あるんじゃないでしょうかね。
このブラウン卿だけでなく、イギリスに限らず大企業や政治家にはホモであることをカミングアウトせず、密かに自分の中に思いを秘めている人もいるのでしょう。
しかし、カミングアウトしている人も多く、そのような人たちのリストをまとめたのが、イギリスの「インディペンデント」紙が発表している、「ピンク・リスト」です。英語ではゲイやホモのことをピンクというのですね。
このリストは毎年トップ101人を公表しています。歌手のエルトン・ジョンは有名ですが、なんとEUの貿易交渉担当者のピーター・マンデルソンまでがピンクだったとは驚きです。案外権力者のネットワークはそのような肉体関係で築かれているということもありそうですね。
確か、少し前の映画でイギリスのイートン校などの寄宿制のパブリック・スクールを扱ったので、若い学生同士のホモ関係を友情ものとして描いた作品がありましたが、何という名前だったか。イギリスという国は、金持ちリストだけではなく、ホモのリストまである。ヨーロッパというのはある意味で突き抜けていますね。
ピンク・リスト一覧(2006年版)
http://news.independent.co.uk/uk/this_britain/article1153578.ece
イギリスの金持ちリスト(2007年版):ナサニエル・ロスチャイルドが46位にランクイン
http://business.timesonline.co.uk/tol/business/specials/rich_list/rich_list_search/
やはり、ウォーラースタインの「世界システム研究」の中にビルダーバーグ研究は存在した。
http://jwsr.ucr.edu/index.php
by japanhandlers2005 | 2007-05-04 23:09 | Trackback | Comments(2)
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ゲイで身を滅ぼす!?英石油大手「BP」CEO辞任 [スポーツ報知]
http://www.asyura2.com/07/bd48/msg/687.html
投稿者 white 日時 2007 年 5 月 03 日 10:25:16: QYBiAyr6jr5Ac
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