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(回答先: 大前研一氏の誤解 [池田信夫 blog] 投稿者 white 日時 2007 年 5 月 03 日 22:04:16)
http://blueapple2007.at.webry.info/200703/article_3.html
池田信夫氏のブログの問題点
<< 作成日時 : 2007/03/15 16:07 >>
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池田信夫氏のブログ(http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/ )で慰安婦問題について連日エントリーがあり、これに多数のコメントが付いている。その内容も問題が多いが、このブログにはもっと根本的な問題点がある。池田氏は、3月13日の「朝日新聞という亡霊」というエントリーの冒頭で、こう述べている。
専門とは関係のない慰安婦問題に首を突っ込むのは気が進まなかったが、膨大なコメント(しかも驚いたことにノイズがほとんどない)をいただいて感じたのは、「慰安婦問題」なんて最初からなくて、これは無から有を作り出した朝日新聞問題なのだということだ。
この「膨大なコメント(しかも驚いたことにノイズがほとんどない)」というのは、要するに、コメントは池田氏の立場に与するものが多く、慰安婦の強制性の立場を肯定するようなものがほとんどない、ということを意味しているようである。
まず、慰安婦の問題に関しては、周知の通り、激しい立場の対立があって、(いわゆる)否定派、肯定派それぞれに、議論が過熱化するだけの論拠がある。にもかかわらず、相手方の立場を「ノイズ」と言い切る傲慢さにはあきれるばかりである。ただ、池田氏は意図的にこのような言葉を使っていることは目に見えている。池田氏のブログにコメントする「取り巻き」達の多くが、この言葉の真の意味に気が付いていないのを見れば明らかだ。
そして、このブログ、コメント欄は許可制になっているのだが、このコメント欄に十条氏という方が池田氏と対立する立場からコメントを書き込んでいたところ、池田氏から「しつこいな」というレスを付けられた上に、コメント不許可とされたとのことである。(十条氏のブログhttp://d.hatena.ne.jp/jujo/ 参照)
これは、あまりにひどい。私が見る限り、十条氏の質問は内容も当を得たものであるし、誹謗中傷という要素も見あたらないし、正当な議論の応酬の範囲内であるように見えた。にもかかわらず、自己の立場の弱点を突いてくる者に対し、一方的にコメント拒否である。「ノイズがほとんどない」と言っておきながら、実は自分で恣意的にコメント欄を操作しているではないか。
池田氏は、一方でネットの可能性を見いだすといいながら、実際には自己に都合のいいツールとしてしか使っていないのである。
しかし、怖いのは、このような強烈なアジテーションに乗せられた水準の低い主張が次々にネット上に書き込まれ、池田ブログのおかしさにも全く気が付いていない様子であることである。このような光景を見ていると、今後日本はどうなっていくのか、背筋が凍る思いがする。
※追記
池田氏は、コメント欄で、「ノイズが少ない」と書いたのは、私に賛成する意見が多いからではない、と釈明している。しかし、本質は同じである。氏は、同コメント欄で、「いかに既存メディアの情報にバイアスが大きいかという点に議論が集中しているのがおもしろい。」としているが、自分のブログのバイアスについては無視ということか。氏のような考え方はあって良いと思うが、「中立を装う」のは卑怯である。
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