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超人類へ! バイオとサイボーグ技術がひらく衝撃の近未来社会
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投稿者 M総合研究所 日時 2007 年 4 月 13 日 19:19:09: YhMSq6FRP9Zjs
 

超人類へ! バイオとサイボーグ技術がひらく衝撃の近未来社会

http://blog.m-ken-net.com/blog.php?y=2007&m=4&d=13

[脳・IT・遺伝子]技術の融合から、超人類が生まれつつある。
脳から脳へテレパシーのように思いを伝える(米国防総省が実験を推進)など、驚異の生体情報社会の到来を、世界中で活用されているウェブソフトInternetExplorerの開発者が告げる!

遺伝子工学・脳科学・神経工学は、この数年にもめざましい進展をとげている。
本書はこうした最先端分野における数多くの成果を紹介しつつ、私たちの心身がテクノロジーによってどのように拡張されていくかをあざやかに描き出す。

たとえば・・・
◎脳から脳へテレパシーのように思い(イメージ・音声・触感など)を伝える→米国防総省DARPAが巨額の費用を投じ、実験を推進。インターネットがDARPAの前身ARPAから生まれたように、この画期的な「脳--脳コミュニケーション(脳コンピュータ直結インターフェース)」技術も、やがて民間に広まっていくだろう(=ワールド・ワイド・マインドの実現)。*なお、DARPAの実験の一部はNHKスペシャル「立花隆が探るサイボーグの衝撃」でも紹介。


◎記憶力を飛躍的にUPさせる→記憶力を5倍にする動物実験が成功。記憶力に関わる脳内CREBを増やす薬も開発中。アルツハイマーなどの治療にも有効。


◎寿命を延ばすだけではなく、いつまでも若々しくいられる→遺伝子操作により、寿命を200歳まで延ばす可能性のある実験が成功。また、老年でも若々しくいられる薬(カロリー制限模倣薬)が開発中。老化にとも
なう数々の疾病予防にも有効。


◎肌の色をファッションのように一時的に変える→遺伝子の活性を制御できる「スイッチ」によって、動物の体毛を変える実験に成功。皮膚ガンの予防にも有効。


◎脳内シアター→目の見えない人の視力を回復する人工視覚装具(デジタルズーム機能付き)すでに実用化。この装置は肉眼では見えない赤外線・X線などをとらえたり、脳内にダイレクトに映像を投射する脳内シアターに応用可能。

・・このほかにも、「性格・感情をつくり変える」「運動もせずに筋肉を増強する」「脳の記憶を外部に保管する」などなど、驚くべき先進事例・研究が次々とあげられる。

とはいえ、本書はたんにテクノロジーを手放しに礼賛するものではない。その利益とリスクとを冷静に分析しながら、きわめてクールに未来を予測する。そうして、このような心身の増強技術は、私たちが迎えている高齢社会の処方箋としてもきわめて有効であることを示している。

一方、とくに生殖にかかわるテクノロジーを規制しようとする思潮も根強い。
著者は国家がテクノロジーを規制・管理すべきではなく、広く個人・市民が選択できるように開放されるべきとするリベラルな立場から、ひじょうに説得力のある議論を展開している。


著者とまったく反対の立場にあるビル・マッキベン(生殖テクノロジー規制派の代表的論客、『人間の終焉』の著者)ですら、本書につぎのような讃辞を寄せているほどである。


ーーラメズ・ナムは、私たちがさらに進化の道を先へ進もうと決めたなら選択するだろう世界の、信頼するに足る知見に満ちた展望を示している。本書で語られることに対して、私はまったく賛成できないが、とはいえ、かなり説得力のある本に違いない。ーー

私たち人間の根深い性(さが)ともいえる技術の探求は、ついに当の「人間」自身をつくり変える領域にまで達してしまった。本書が問いかけるのは、私たちの心身・能力・自我・コミュニケーション・家族・権力などが、「人間を超えて」進展し変容していく未来社会への構想力にほかならない。

なお、テクノロジーを規制するのではなく、その進展を受け入れ、人間の能力を拡張していこうとする思潮は、「トランスヒューマニズム」と呼ばれる。注目されるのは英国の名門オックスフォード大学が近年(2005)、トランスヒューマニズムのリーダー的存在、ニック・ボストロムを所長とする研究機関「Future ofHumanity Institute」を創設したことだ。こうした動向をうかがう上でも、本書は必須の文献といえる。

●ラメズ・ナム
科学技術者。エジプト系アメリカ人で、世界中で活用されているマイクロソフトのInternet Explorer とOutlookの開発者のひとり。バイオやナノテクノロジーなどの先端技術についても造詣が深く、みずからナノテク企業を起こし、CEOを務めている。現在はマイクロソフトが力を入れているインターネット検索テクノロジーのプログラム・マネージャーとして活躍中。

この本のP6からの「はじめに」から南イリノイ大学医学部で人間の老化の研究をしているアンドレイ・バートーキーはマウスを2匹、両手にそっと包み込んで見れてくれた。

一匹はこのあたりの野原を駆け回っているノネズミのごく近縁種で、通常の寿命は平均二年半、その後老いて死ぬ。

もう一匹は長生きするように遺伝子を操作されている。

最も長寿の固体は五歳にあと1週間というところまで生きた。

これは遺伝子操作されていないマウスのおよそ二倍である。

人間にすれば二百歳もで生きたというところだ。

この二匹の差はたった一つの遺伝子だけである。

これは、酵母菌もマウスも人間も、みんな持っている遺伝子だ。

病気予防の研究をするなかで、バートキーらは人間の寿命を倍にできる可能性を見つけたのである。

基本的にこれらと同じようにここ10年のあいだに何度も起こっている。

バイオテクノロジーの新領域では、病気や傷病の治療法や高年齢者の健康推治のための研究を行う過程で、何度か人間の能力を増強する可能性のる技術がひょるこり見つかっている。

プリンスト大学では、アルツハイマー病の進行を食い止める研究の途中で、正常固体よりも二倍も早く記憶できるマウスをつくり出した。

この研究は、マウスだけではなく人間の記憶力までも改善できる可能性を示している。

さらにP8からは、二〇〇一年、ジョージ・W・ブッシュは大統領生命倫理評議会を発足させ、バイオテクノロジーの問題に関して諮問することにした。

議長に指名されたのは、シカゴ大学生命倫理学教授のレオン・カス。

政治的には保守派であり、不妊治療、美容整形・肝器移植そのほかの技術に対して、自然の秩序を乱すものとしてこれまでに25年間も反対を続けてきた人物である。

カスの指揮のもと、評議会はバイオテクノロジーを用いて人間の精神や身体に変化を加えることを非難する報告書を矢継ぎ早に提出してきた。

また「フランシス・フクヤマ」も同じように非難している。

M総合研究所はこの著書の記載されている記事を拝読して、アメリカのサンディエーゴで暗殺された斉藤教授の事件との関連を、ここでもう一度クローズUPしたい。

http://www.m-ken-net.com/saitouansatu.htm

http://blog.m-ken-net.com/blog.php?y=2007&m=3&d=29

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