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世界の真の支配者といえども安全ではありえないーーマインドコントロール技術を考えれば
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投稿者 だあくねす 日時 2007 年 3 月 29 日 20:35:11: FoKsqXeAT.rtg
 

現在の世界の真の支配者がロスチャイルドなのか、副島さんが言うようにロックフェラーなのか、よく分かりませんが、ここでは仮に世界の真の支配者のことを“エンペラー”としておきます。“エンペラー”は、個人かもしれませんし、グループかもしれません。
“エンペラー”を頂点としたグループ(奥の院・陰の権力組織)が、現実にこの世界を動かし、やがて世界統一政府を実現することを目指しているとすると、そのための手段として重要な意味を持ってくるものの一つがマインドコントロール技術だと言えましょう。今から数年前の情報では、ある人物がある行動をとろうと意図していたとしても、その行動にうつすのを制止することが可能になった(例えば、核ボタンを押そうとしている人物にそれをやめさせることができるようになった)ようです。それが、数年前のことですから、現在はどこまで進んでいるのかははっきりしません(例えば、当人が望んでいないことを、つまり核ボタンを押したいとは考えてはいないにもかかわらず、当人に核ボタンを押させるというようなことが、果たして可能になっているのかどうかは明らかではありません)。とにかく、911の同時多発テロが起きた頃から、このような情報が以前にもまして少なくなっていて、秘密主義がひどくなっているのです。しかし、遠隔地においてターゲットとされた人物の内的思考をリーディングしたり、ターゲットに対して観念や情動や言葉や画像を送信することは可能になっているのでしょう。でなければ、核ボタンを押そうとしている人物の、その行動を制止できるわけがありません(しかし、このような人物は限定されてしまいますね。なにしろ核保有国の政治的指導者のわけですから)。
おそらく、このマインドコントロール技術は、旧ソ連の技術をベースにしてアメリカのCIAのような情報機関か軍の研究機関(DARPAのような)が、開発したものでしょう。日本においては、某巨大宗教団体が行っていると主張する人が多いのですが、やはり、どうしても国家権力が一枚噛んでいなければできないでしょう。日本でCIAやDARPAに相当する組織は見出せませんが、強いて言えば自衛隊や公安警察ということになるでしょう。ですから、日本の被害者をマインドコントロールしている加害者は、紛れもなく日本人なのでしょうが、ここに一つ疑問があります。軍事関係における日米の力関係を想起してみてください。どう見てもアメリカが優位な立場にあります。ハードの面においても、情報の面においてもアメリカの力が上です。軍事部門において、日本はアメリカに完全に支配されコントロールされています。そもそもマインドコントロール技術とは、軍事兵器として開発されたものでした。日本人が、日本人をターゲットにしてマインドコントロール技術を研究しているつもりではあったとしても、実のところはバックにアメリカがいるのではないでしょうか。アメリカの機関が、日本人のマインドコントローラーを監視し、場合によっては、日本人のマインドコントローラーをマインドコントロールしているのです。結局、このような研究によって得られた知識・知見は、すべてアメリカに持っていかれてしまっているのではないでしょうか。つまり、日本人のマインドコントローラー達は、同じ日本人を虐待しながらそれによって得られた成果をすべてアメリカに献上しているただの売国奴にすぎません。おそらく、マインドコントローラー達は、威されたり(家族に危害を加えるぞ、というような)、弱みを握られて脅迫されたりして仲間に加わっているのかもしれません。
そこで、New World Orderを目指す秘密の組織の中心人物である“エンペラー”についてですが、彼はマインドコントロールの実務にはタッチしてはいないでしょう。多分、命令しているにすぎないのでしょう。これは、秘密組織の上層部の者達(“エンペラー”の取り巻き連中)も同様であると思います。マインドコントロールの実務に直接携わっている者は、組織の中でもそんなに地位の高い者ではないかもしれません。地位の高い者は、どのような人物をターゲットとするか、どんな行動を誘発したり阻止したりするかというようなことを指図しているだけで、マインドコントロールの実務に関してはそんなに詳しいわけではないのでしょう。すると、実務に携わっているマインドコントローラー達にとって、最もターゲットにしたい人物とは一体誰でしょうか。それは無論のこと、“エンペラー”その人であるはずです。さらに、自分たちよりも組織内で地位が上の指図はするが実務については詳しいことを知っていない上層部の者達です。“エンペラー”などをターゲットにしてしまえば、たとえミスを犯しても責任を追及されることはありません。そして、何よりもそれによって“エンペラー”やその取り巻き連中を、その座から引きずり落として、自分たちが世界の実質的な支配者になることができるのです。そうなれば、“エンペラー”はもはや“エンペラー”ではありません。“エンペラー”が心配になって、自分がマインドコントロールされていないかどうか検査してくれ、と言ったとしてもマインドコントローラー達は、いかにもそれらしい装置・機器を操作しているように見せかけて、検査しているふりをして、特に何も問題はありません、と偽りの報告をすることでしょう。つまり、“エンペラー”がロスチャイルドであろうが、ロックフェラーであろうが、もうとっくの昔にその地位から実質的に転落してしまっているのではないでしょうか。この場合、“エンペラー”が指図して行わせている悪事が、結局は自分自身に跳ね返っていることになります。そうすると、陰謀論の立場に立てば、実に複雑な構図になってしまいます。政府を陰で操る秘密の組織がある。その秘密の組織の上層部を、またまた陰で操る奴らがいる。その奴らは、秘密の組織内ではそんなに地位も身分も高いわけではないかもしれない。しかし、奴らはマインドコントロールの実務に精通し従事している者達である。おそらく、科学者や技術者や心理学者や精神科医のような表向きの職業についている者達なのであろう。
要するに、マインドコントロール技術を考えてみた場合、ある組織の身分階層の序列が完全にひっくり返ってしまうのです。トップはトップではありえなくなってしまいます。RothschildなのかRockefellerなのか、はたまた、あるグループなのか知りませんが、“エンペラー”もその側近たちも、もはや世界を動かし、支配する者ではなくなってしまっているのではないでしょうか。
このことは、“エンペラー”をある国の大統領か首相に置き換えて考えてみても同様です。大統領か首相は、マインドコントロールについて何か指示を出しているかもしれませんが、自分はその実務に精通しているわけではないでしょう。すると、大統領や首相といえども、“エンペラー”と同じようにマインドコントロールのターゲットに最もしたい人物である、ということになるでしょう。

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